家庭菜園をコスパ良くするには再生した土を使うことよね。
でも、ミニトマト栽培で使っても大丈夫?
きゅうり栽培では再生した土が使えるけど、実際どうなんだろう?
こういった疑問にお答えしていきます。
2023年にミニトマト栽培にて、2022年で使用した市販の培養土を再生させて利用しました。
その結果をまとめると以下の通りです。
動画でもまとめていますので、良かったらご覧ください。
2023年は2022年と違い、仕立て方法を変えて栽培しています。
2022年は1本仕立てを、2023年は2本仕立てで栽培しました。
この違いがどう影響するかも含めて紹介しますので、良かったら最後までご覧くださいね。
ミニトマト栽培でも再生した土は使えるのか?
結論からお伝えすると、ミニトマト栽培で再生した土はしっかり使えます!
ミニトマトの樹勢などは動画をご覧いただく方が分かりやすいと思います。
では、写真を交えて具体的な生長過程をご紹介しますね。
実際にどうだったか写真を交えて紹介するね!
再生した土による5月のミニトマト栽培
2023年の5月は、GW明けに寒さが厳しく葉っぱの一部が枯れる事態となりました >_<
小さい株だったので、葉っぱの一部が枯れた影響がどのくらい響くのか心配(写真①)。
3日後確認すると、寒さに耐えてミニトマトが大きくなり脇芽が出てきました(写真②)^^
まだ小さい株の段階では、脇芽を伸ばさずに株を大きくしたいので手で脇芽取りを実施です(写真③)。
再生した土による6月のミニトマト栽培
6月になると写真④のように葉っぱが横に広がり、良い感じに大きく育ってきました。
2023年は2株植えて、それぞれ2本仕立てにしているのでより葉が茂ったように感じますね^^
ここまで茂るとミニトマトの花が咲いて嬉しいですね(写真⑤)。
25日になると、さらにもっと葉っぱが茂りグリーンカーテンのような状況に(写真⑥)。
ここまでくると、日差しが良い感じに遮られて部屋も暑くありません。
しかも、ミニトマトの実りが!(写真⑦)
ミニトマトが赤くなるためには、積算温度が1,100~1,200℃といわれていますので、1日平均気温が30℃でも40日かかります。
気を長くして待ちましょう。
再生した土による7月のミニトマト栽培
7月になると、待望のミニトマト収穫です^^
6月25日からミニトマトが実り始め、大体30日程度で赤くなりました(写真⑧)。
13個程度の収穫です!(写真⑨)
2023年は猛暑だったこともあり、例年よりも早く色づきましたね。
食べてみると、めちゃくちゃ酸っぱい >_<
27日になると赤いミニトマトが大量にできました^^
なんと!49個の収穫!!
これだけ大量収穫は初めて^^
やはり、2本仕立てにしているためその分実りも多いようですね。
食べてみると、今度はあま~い^^
去年と遜色ない甘さで、フルーツトマトに若干届かないかな?という甘さ。
再生した土の作り方とは?
今回のミニトマト栽培で上手くいっていますので、再生した土はきゅうり栽培に続きミニトマトでも問題ないことを確認しました。
再生した土を使ったきゅうり栽培については『家庭菜園で再生土 vs. 市販培養土:きゅうり栽培の比較』で紹介しています。
再生した土を使ってみて分かったことをまとめると以下の通りです。
私の採用している再生した土を作る方法は、熱殺菌をせず、野菜の残渣や、料理ででた野菜くず・油などを土に還元する方法です。
詳しくは、『【生ゴミが減る!】家庭菜園の残渣や生ごみはキエーロで堆肥に!』をご覧くださいね。
この方法の場合、これまでゴミとして捨てていたものを土に還元するのでゴミが減ります。
また、野菜を土に含まれる微生物が分解するので、土に栄養が蓄えられ肥沃な土に^^
しかも、再生した土を使っているからと言って病気が蔓延した、ということは無いです。
メリットばかりでなく、デメリットもあるわよね?
デメリットをあげると、保水性が乏しいと感じます。
これは、きゅうり栽培をしていて感じたことですが、市販の培養土に比べて乾く印象です。
そのため、土壌改良は必須かなと思います。
私は、保水性向上のために赤玉土を入れて対策したところ、問題なく育てることができました^^
肥沃な土になるけど、赤玉土などで保水性を上げることが大事だな!
どんな品種のミニトマトを栽培したのか?
再生した土を使ったミニトマト栽培は、5月~7月を見ていると、2022年のものと比較しても遜色ないくらいに育っています^^
今回私が栽培した品種は、甘みの強い『千果』を栽培しました。
この千果は、育て方によってはフルーツトマトを作れるほど甘みの強い品種です。
また、樹勢が強いので家庭菜園でも簡単に栽培できます^
あま~いミニトマトが好みなら、ぜひ千果を栽培して欲しいですね。
それなら、千果を育てればいいのね!
迷ったら千果でいいけど、実は色んな種類があるんだ。
実は、千果は5種類があり
- 病気に強いもの
- オレンジ色のもの
- 早く収穫できて低温にも強いもの
といった、それぞれ特徴が異なる品種があります。
千果の種類については『ミニトマト「千果」で手軽に甘いトマトを育てる方法と感想』で紹介していますので、良かったらご覧ください。
千果をベースにそれぞれ開発されていますので、育てる環境・育てたい品種特性を確認して育ててもらえればと思います。
ミニトマト栽培は、他の野菜に比べてある程度融通が利きます。
それらの要望を叶える栽培方法があります。
誰でも簡単にできる方法になっており、具体的な方法は『【手軽でコスパ良し】ベランダで成功するミニトマトの育て方2選』をご覧ください。
実際にベランダ栽培で比べてみた結果、その2つの栽培方法の良し悪しをまとめています。
家庭菜園でもあま~いミニトマトを育てて楽しもう!
まとめ:家庭菜園の再生した土で成功するミニトマト栽培のポイント
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、再生した土を使ってミニトマト栽培はできるのか?というテーマで記事を紹介しました。
結論として以下のようなことが分かりました。
実際に5月~7月の栽培状況を写真を交えてご紹介しましたが、市販の培養土と比べて何ら遜色なく大きく育ち、収穫もできています^^
きゅうり栽培では市販の培養土と再生した土を並べて栽培し、収穫量の比較を記事でまとめています。
特に再生した土を使ったからと言って問題となることは、2023年の栽培では起きていません。
またミニトマトは栽培方法によって
- たくさん収穫ができる!
- 省スペースで栽培ができる!
といった柔軟性を持った野菜でもあります。
私が実際にベランダにてそれぞれに合った栽培方法を実践し、その結果を『【手軽でコスパ良し】ベランダで成功するミニトマトの育て方2選』でまとめています。
また、今回育てたフルーツトマトにもできる『千果』について『ミニトマト「千果」で手軽に甘いトマトを育てる方法と感想』で紹介しています。
本当に育ててよかった品種ですので、ぜひご覧いただきたいですね。
コメント
今夏は暑さがあまりにも厳しすぎて、トマトが高温障害を被っているというニュースが出ておりました。ミニトマトの家庭菜園で何らかの問題が生じても決しておかしくない状況だということですね。
そのような今夏でも真っ赤な実を沢山付けたなぎさんのミニトマトは素晴らしいです。しっかりとした土があれば植物は強いのですね。
素敵な情報をありがとう御座いました😊
いつもご覧いただきありがとうございます。
2023年は確かに猛暑で農作物に被害がでましたね。
家庭菜園でミニトマトを栽培し続けられたのはベランダでプランター栽培していたからかもしれません。
畑よりもベランダの方が環境変化が少ないので、意外と成功することもありますので家庭菜園をこれからも楽しんでいきたいですね^^