こんにちは、なぎ(@lifenagi)です。
みなさんは、普段から運動していますか?
- 時間が無くて運動できない
- 体を動かすのが苦手だ/面倒に感じる
- すぐ疲れて継続できない
など、運動ができない/続かない理由は様々だと思います。
でも、運動することのメリットが『体型の維持』や『ダイエット目的』以外にあるなら、続けてみたいと思いませんか?
家の中でもできる運動、特に筋トレがおすすめですが、その理由は
といったことがあります。
その具体的な内容を『超筋トレが最強のソリューションである ― 筋肉が人生を変える張科学的な理由 ―』(以下、超筋トレ)よりご紹介します。
一部だけの紹介となりますので、
という方はぜひ、本書を手に取って頂きたいと思います。
超筋トレの著者紹介
著者は、Testosteroneさんと久保孝史さん。
Testosteroneさんは1988年生まれで、学生時代は110kgに達する肥満児だったとのこと。
米国留学中に筋トレと出会い、40kg近いダイエットに成功し、大学時代に打ち込んだ総合格闘技ではトッププロ選手と共に生活し、最先端のトレーニング理論とスポーツ栄養学を学ばれました。
現在は、とあるアジアの大都市で社長として働きつつ、筋トレと正しい栄養学の知識を日本に普及させることをライフワークにしています。
久保孝史さんは1990年生まれで、大学施設のトレーナー、ラグビー部のS&Cコーチを経て、現在は都内の大学バスケットボール部S&Cコーチ。
早稲田大学大学院スポーツ科学研究博士後期課程に在学中(当時)で、専門分野はトレーニング化学です。スポーツ科学修士、保有資格は認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(CSCS)。
【超筋トレ】筋トレは悩みや不安を解決できる
体と心(精神)は大きく関係しています。
風邪をひいて寝込んだ時、不安に思うことがあったり、思うように動けなくイライラしたりする経験はあるかと思います。
それは体が健康でないため、体の健康具合が心(精神)に影響を与えているからです。
逆に言えば、体が健康でいると、心も健康でいられると言えます。
しかし実際は、仕事や学校、家庭などのストレスで心が疲弊すると、
- 動くのが億劫になる
- 頭髪が抜ける
- 太る/痩せるなどの体の変化
などでストレスの影響が体に現れることがあります。
それらのストレスと上手く付き合う方法として、運動があります。
本書で紹介されているのは、筋トレによって精神を鍛えることができるという事です。
日々のストレスの蓄積が、自分の許容量よりも多い状況が続くと先に述べたように、心だけでなく体にも影響が現れます。
心(精神)を鍛えることでストレスに対していくらか耐性を付けることができます。
その鍛える方法として、筋トレが最適だと超筋トレでは紹介されています。
確かに筋トレは、腕立て伏せや、ダンベル、腹筋等のトレーニングで成長が分かりやすいです。
具体的には、
- 回数が多くできるようになった
- 重い重量のトレーニングができるようになった
- 筋肉が体につき、目で見える変化がわかる
など、自分の成長が分かりやすいです。
この『自分の成長が分かる』ことが重要です。
国内の研究によると、ちょうど良い重さのトレーニングによって焦燥感を取り除く効果も確認されているとのことで、自分の成長を実感することは思いの外私たちに良い影響を与えています。
【超筋トレ】筋トレをする人は健康的である
筋トレをする人は、筋トレをしない人に比べ健康的です。
なぜ健康的なのか、これを骨の骨密度に注目した研究によると、このようなことがわかっています。
高強度(高重量)の筋トレをすると骨密度が増加する、という現象が確認されています。
また理想の体型を手に入れるためには、ダイエットが必要な場合もありますが、その際に運動は有効です。
自分が何のために運動するのか、筋トレをするのかでアプローチが変わってきます。
本書によると、筋トレや、有酸素運動、又はそれらの組み合わせは以下のように考えると良いそうです。
- 単純に体重減少を目的とするなら、有酸素運動及び、有酸素運動&筋トレの組み合わせが効果的
- 体脂肪率や、体脂肪量を減らしつつ、ウエストを引き締めたい場合は、有酸素運動と、筋トレの組み合わせが最適
- 筋肥大が目的なら、筋トレ単体で行う
- 筋肉を付けずに体重を落としたい場合、有酸素運動のみが効果的
という事が研究で分かってきました。
ただ、アメリカではスキニーファットという言葉があります。
スキニーファットは、体重だけ見ると痩せているのに、身体を見ると体脂肪が多く筋肉量が少なくだらしない体型を指す言葉です。
単に体重だけを落としていくと筋肉量が減り、メリハリのない体型になってしまいます。
そうならないためには、筋肉量を落としすぎず、有酸素運動を取り入れると、メリハリの体型を手に入れながらスッキリとした体型を手に入れられます。
このように、筋トレは骨密度を増加させるだけでなく、メリハリのある体型を手に入れるためには不可欠なものとなります。
【超筋トレ】仕事ができる人は筋トレをしている
仕事ができる人は筋トレの重要性を理解しています。
例えば、バラク・オバマ前米国大統領は、週6回、朝7時から45分間、筋トレと有酸素運動を組み合わせたワークアウトを行っていることや、激務の合間にバスケットボールを楽しんでいることをインタビューで明かしています。
また、Facebookを作ったマーク・ザッカーバーグも少なくとも週に3回、朝一番のランニングを欠かしません。
約2置くの顧客口座をもつ、世界有数の金融機関であるシティグループCEOのマイケル・コルバットもスクワット、腕立て伏せ、ダンベル運動などを15秒間隔で繰り返す「スパルタクストレーニング」というハードコアなトレーニングの愛好家として知られています。
筋トレや有酸素運動といったものは、体力を増強する効果があるため、仕事ができる人は体力が必要だと理解して、生活の中に取り入れているのです。
また、2013年、2017年の研究によると、以下のようなことが報告されています。
- 高齢でも筋トレすると筋力が上がり、認知能力が向上するだけでなく、心肺機能も向上する
- 認知機能は心肺機能ではなく筋力と強く関係している
さらに、筋トレによってテストステロンの濃度が高くなることも分かっています。
研究を行ったイギリスのケンブリッジ大学の研究チームによると、テストステロンの濃度が高いときほど好成績を上げている、と報告しています。
つまり、テストステロンの分泌によって自信と集中力が高まり、それが好成績につながっている可能性があるという事で話題となったそうです。
【超筋トレ】家で簡単にできる筋トレ方法
本書では、具体的な筋トレメニューは紹介されていませんでした。
そこで、誰でも気軽に生活に取り入れられる筋トレ方法をこちらの記事で紹介しています。
ここで紹介する筋トレ方法は、自重トレーニングと呼ばれる筋トレです。
その名の通り、自分の体重を負荷として筋トレするので、過重負荷になりにくく怪我がしにくいトレーニング方法です。
- 普段から運動していない
- 器具を使う筋トレは抵抗がある
- ムキムキマッチョにはなりたくない
という方は、自重トレがおすすめです。
そもそも、自重トレのメリットやデメリットを知っておきたい、という方はこちらの記事をどうぞ。
【超筋トレ】悩みを解決するために体を鍛える理由 まとめ
最後までご覧頂きありがとうございます。
今回は、筋トレ界では有名な著書『超筋トレが最強のソリューションである ― 筋肉が人生を変える張科学的な理由 ―』をご紹介しました。
筋トレは、ムキムキマッチョのためのトレーニングという印象をいくらか払拭出来たら嬉しいです。
本書には、筋トレすることのメリットが論理的に、科学的に分かりやすく解説してくれる本になっているので、筋トレに興味が無くてもサラッと読める本だと思います。
体と心(精神)は繋がっているため、どちらかが不健康になると、もう片方にも影響が出ます。
心を鍛えるためには、体を鍛えることが効果的で、誰でも簡単に始められます。
成功している人を見ても、生活の中に運動を取り入れてる方が多く、是非とも習慣にしていきたいですね。
筋トレの具体的な方法として、私は自重トレーニングをおすすめしています。
そのトレーニング方法や、自重トレーニングのメリット・デメリットを知りたいと思った方は、記事を参考にしてもらえると嬉しいです。
>> 【誰でも簡単】筋トレ初心者におすすめ自重トレーニングのメリットデメリット
それでは、なぎ(@lifenagi)でした!
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