再利用した土を使った家庭菜園でのきゅうり栽培!コスパ抜群な方法とコツを紹介

家庭菜園
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ひでき
ひでき

家庭菜園をコスパ良く始めたいね

りさ
りさ

ベランダ菜園だと特に土を毎回購入するのが大変よね。

土を再利用して野菜を栽培できるのかしら?

といった疑問を解決するのが本記事です。

本記事の内容はこちらの動画でも解説していますので、よかったらご覧くださいね。

家庭菜園を長く続けるためには、費用をかけずに野菜や草花を育てられるのが一番ですよね。

特に、ベランダでの家庭菜園の場合は

  • 培養土を毎年購入するのが大変
  • 使い終わった培養土を処分するのが大変

といったことがあると思います。

私もベランダで家庭菜園をしていて、同じ悩みを持っていました。

その悩みを解決するのが、培養土を再利用して活用する方法です。

培養土を再利用できれば買い替える必要がないし、苗や肥料などの資材だけ買えばいいので費用が安くなりますよね。

ただ、再利用した土を使って野菜を栽培したことがないので、本当に育つの?という疑問もあります。

そこで今回は、1度購入した培養土を再利用してきゅうり栽培にチャレンジしてみました。

この取り組みによって

  • 再生した土でも本当に野菜が育つの?
  • 市販の培養土とどれだけ野菜の生育に違いがあるの?
  • 土を再利用するときのコツは?

といったことを調べています。

今回の記事では、きゅうりを収穫までできませんが、培養土を再生させる方法のコツと生長の違いについてまとめましたので、最後までご覧いただければ嬉しいです^^

この記事を書いた人

子供の頃から家庭菜園を楽しんできた『なぎ』と申します。

実家で家庭菜園をやっていて、実家から離れた土地でも家庭菜園に挑戦しています!

これまで育てた経験のある野菜は、定番のミニトマトやきゅうりをはじめとする夏野菜。

他にはラズベリーやブルーベリーなどのベリー系も栽培に関わった経験を持ち、全部で約10種類ほどです。

記事の結論
  • 再生した土は毎回培養土を買うよりも1/2の費用で家庭菜園が楽しめる
  • 再生した土は水はけが良く、栄養もたっぷり
  • しかし、きゅうり栽培では保水性が足りないので牛糞堆肥やバーク堆肥などで対策が必要
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再利用した土を使ったきゅうり栽培とは

再利用した土を使ったきゅうり栽培とは

再利用した土を使った栽培とは、その名の通り1度購入して使った培養土を再利用できるよう工夫した土を使い栽培することです。

今回の場合だと、きゅうり栽培で試し植え付けした後の状況は以下の画像の通りです。

再利用した土と市販の培養土

具体的な土の再利用の方法は、【生ゴミが減る!】家庭菜園の残渣や生ごみはキエーロで堆肥に! で紹介しています。

ざっくり説明すると、普段なら捨ててしまうニンジンの皮や、油などを土の中の微生物に分解させることで栄養豊富な土に生まれ変わらせよう!というものです。

この方法は、生ごみを減らすことができるだけでなく、土の団粒構造を促進して水はけのよい土となり、植物が生長しやすくなります。

団粒構造については、家庭菜園に最適!赤玉土の水はけ効果と使い方で詳しく紹介していますので、良かったらご覧くださいね。

りさ
りさ

確か団粒構造は赤玉土や鹿沼土をいれることで簡単に実現できたわよね?

なぎ
なぎ

できるよ。

でも、土が栄養豊富になれば与える肥料を減らせるメリットがあるよ。

団粒構造は、赤玉土や鹿沼土を土に混ぜ込むことで手軽に実現することもできます。

しかし、ベースとなる土の地力を上げると使う肥料が減りますし、肥料を買う頻度が減れば安く植物を育てられます。

コストを安くして栽培できれば、色んな野菜や草花を育てられますよね^^

以前に再生した土が本当に使えるのかを確かめるため、葉ねぎ栽培で増し土として利用してみました。

その結果、以下の写真のように非常に大きく生長し大量に収穫できました!

葉ねぎの収穫

こちらの収穫の様子や、再生した土の作り方などを『キエーロで再生した土で野菜作り:本当に良い土になったのか?』で紹介しています。

良かったらご覧くださいね^^

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再利用した土を使った栽培のコツ

再利用した土を使う場合のコツをまとめると以下のようになります。

  • 再利用した土は、水はけは良いが乾きやすい
  • 再利用した土は、保水性が良くないように感じるので対策が必要

水はけは良いが乾きやすい

再利用した土は水はけは良いですが、乾きやすいように感じました。

再利用した土を使ったプランターと市販の培養土を使ったプランターを横に並べて栽培していますが、市販の培養土のプランターは乾いていないのに再利用した土のプランターは乾いていました。

表面の土を掘ってみましたが、土の中も乾いているよう。

ひでき
ひでき

団粒構造になっているなら保水性も上がっているはずなのに、どうして乾きやすいんだ?

という疑問があるかもしれません。

予想ですが、団粒構造になった土は水はけがよくなりますが、きゅうり栽培で必要な保水性は確保できないようです。

そのため、保水性が良くなるような対策が必要だと感じました。

保水性が良くなるような対策が必要

保水性が良くなるような対策として、マルチングをしてみました。

マルチングとは土表面をマルチング材で覆い、保温・保湿、雑草防除効果を期待するものです。

マルチング材には、ビニールや、バーク堆肥、牛糞堆肥、敷き藁、雑草など様々なものが利用されます。

今回の場合だと、牛糞堆肥をマルチング材として利用しています。

牛糞堆肥は、堆肥として土に混ぜ込めば土を栄養豊富にしてくれるだけでなく、保水性や通気性が良くなります。

牛糞堆肥を利用する他のメリットとして

  1. 土がフカフカになり、通気性、保水性、排水性が良くなります。
  2. 土中の生物のエサとなる有機物を多く含むため、土壌生物、微生物が増え病虫害を抑制します。
  3. 連用することで、保肥力が高くなり、地力が強化、維持されます。
  4. 即効性はありませんが、肥料成分を含むため化学肥料の使用を少なくできます。
  5. 環境にやさしい、安心安全なものを食べたいというニーズを満たすことができます。
大野市様HPより

といったことが挙げられます。

以前は、バーク堆肥を利用していたこともあります。

バーク堆肥は栄養素があまりないですが、水はけが良くなったり、保水性・保肥性を高めることができます。

そして、その効果が長期間作用するので土壌改良にはピッタリな資材です。

保水性を高める目的なら、牛糞堆肥でもバーク堆肥でも大丈夫です。

購入するコストや、使用目的に合わせて選択していただければと思います。

土を再利用するとどのくらいお得なの?

土を再利用する方が本当にコスパがいいの?

土を再利用する栽培方法と、毎回培養土を購入する方法とを比較した場合の費用を簡単に計算してみます。

そうすることで、土を再利用する金銭的メリットがより分かりやすいかなと思います。

きゅうり栽培を題材として、25Lのプランターを2つ利用する場合を想定します。

※前提として、培養土をすでに購入している状況から計算します。

費用の合計は681
※費用の詳細は以下をご参照ください。

  • 培養土:0円
  • 有機石灰50g:12円
    1kgで248円で計算
  • 牛糞堆肥(マルチで利用)1L:10円
    ※私が購入した40Lで398円を参考に計算
  • 元肥2握り(80g):63円
    ※450gで571円を参考に計算
  • きゅうりの苗2つ:596円
    ※1個298円で計算

費用の合計は1,535
※費用の詳細は以下をご参照ください。

  • 培養土25Lを2つ:876円
    ※25Lで438円を参考に計算
  • 元肥2握り(80g):63円
    ※450gで571円を参考に計算
  • きゅうりの苗2つ:596円
    ※1個298円で計算
りさ
りさ

土を再利用すると圧倒的に安く、コスパがいいのね!

なぎ
なぎ

そうなんだ!

だから、土を再利用する方法を知ればコスパ良く家庭菜園を楽しめるんだよ。

上記計算によると、土を再利用する場合の費用は681円に対して、培養土を購入する場合の費用は1,535円

毎回培養土を購入してしまうと、土を再利用する場合の2倍の費用がかかってしまいます。

きゅうり栽培として2つのプランターを使っただけでこれだけ差が出るので、他の野菜や草花を栽培するともっと差が出ます。

そして、毎回培養土を購入すると家庭菜園を続けるのが大変になってしまいます。

そういった意味でも、土を再利用する方法を活用してコスパ良く家庭菜園を楽しんでもらいたいです^^

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まとめ:再利用した土を使った家庭菜園できゅうり栽培!コスパ抜群な方法とコツを紹介

まとめ:再利用した土を使った家庭菜園できゅうり栽培!コスパ抜群な方法とコツを紹介

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回はコスパの良い再生した土を使ったきゅうり栽培の方法とコツをご紹介しました。

再生した土を使うことで

  • コスパ良く家庭菜園が楽しめる
  • 生ごみを減らせる
  • 土を捨てる手間が省ける

といったメリットがあります。

しかし、実際に再生した土を使ってきゅうり栽培をしてみると

  • 再生した土は水はけが良いけど、きゅうり栽培には保水性がいまいち
  • 保水性を良くする対策が必要

ということが分かりました。

コスパの良い再生した土ですが、一工夫して使った方が植物を育てやすいのでぜひ牛糞堆肥や、バーク堆肥などを活用してもらえればと思います。

LifeNagiブログでは、他にも家庭菜園に関する記事を投稿していますので、良かったらご覧くださいね。

>>キエーロで再生した土で野菜作り:本当に良い土になったのか?


>>ベランダで収量アップ!きゅうりの育て方と栽培の工夫


>>なるなるきゅうりのベランダ栽培方法と大量収穫のコツ

 
それでは、なぎ(@lifenagi)でした。

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