家庭菜園で管理が楽でたくさん収穫できる野菜ってあるかな?
葉物野菜以外にも簡単に栽培できる野菜が知りたいわ
これらの要望のように、簡単に栽培できる野菜は定番として以下のような葉物野菜があります。
でも、これらの野菜以外に簡単に栽培できて、手間のかからない野菜を育てるなら『葉ねぎ』がおすすめ!
葉ねぎとは、ねぎの緑色の部分が大部分を占めるもので、万能ねぎや青ねぎとも呼ばれるようです。
万能ねぎのように、緑色の部分が大半を占めるねぎは、「葉ねぎ」や「青ねぎ」と呼ばれます。その葉ねぎを、若いうちに収穫したものが「小ねぎ」になります。
DELISH KITCHEN様より
葉ねぎは何にでも使えて、例えば味噌汁の具、玉子焼きに入れたり、パスタにも使えます。
私はプランターで栽培しましたが、2回収穫して合計1370gを収穫できました^^
スーパーで販売されている小ねぎが1袋100g程度なので、13袋分収穫できました。
特別な管理が不要で、簡単にこれだけ収穫できるのは最高です!
本記事では、葉ねぎの種まきから収穫までの様子とコツを詳しくご紹介します。
良かったら最後までご覧くださいね。
【プランター栽培】合計1000gを超える葉ねぎの収穫
プランター栽培で収穫した葉ねぎは、上図の通りです。
18Lのプランターで栽培しましたが、1回目は597gを収穫でき、2回目は770gを収穫できました^^
スーパーで販売している小ねぎの袋が1袋100g程度と言われていますので、13袋分の約1370gを収穫できました。
まさかの1000g超えです^^
2021年の秋に種まきしてから、2023年の3月に収穫(1回目)まで191日、2回目の収穫は1回目の収穫から19日後に収穫できました^^
秋に種まきしたので意外と時間がかかってしまいましたね。
収穫したときの感想をこちらのようにツイートしています。
秋からの種まきだったので収穫まで時間がかかってしまいました^^;
でも、温かい春~夏の時期ならもっと短期間で収穫できると思います。
葉ねぎは、茎を切るようにして収穫すると何度も収穫できるのでおすすめです!
動画にもまとめていますので、よかったらご覧ください。
【プランター栽培】葉ねぎの栽培のコツ
葉ねぎ栽培は基本的に放置で大丈夫ですが、最初の苗を育てる時期や、植え付けた時期にはちょっとした工夫があるとより簡単に栽培できます。
ただし、去年買った種を利用する方は注意してください。
種の保管方法によっては、種自体がダメになっている可能性があります。
種の保管方法は『保存方法次第で使える!去年の種を有効活用する家庭菜園のコツ』で紹介していますので、良かったらご覧ください。
苗を育てる時期のポイント
苗を育てる時期は、上手く発芽させられるかが勝負です。
どの時期にも言えるのが、種まきする前に種に十分水を吸わせることが大切です。
かといって、水を与えすぎると酸欠を起こしては種が腐ってしまいます。
じゃあ、一体どうしたらいいんだよ!
と思われるかもしれませんが、対策は簡単です。
種を1晩水につけておくだけです。
タッパーでもコップでもいいので、水を入れて種を水に沈めます。
これを1晩するだけでOKです。
1日中水につけておくと、私の環境では発芽率が悪かったです。
また、秋に植え付けする場合には気温が低くなるので発芽できるかがポイントです。
具体的には、発芽温度に注意してください。
私の葉ねぎの種の場合、発芽温度は15~25℃です。
この温度をキープしないと発芽しません。
気温がまだ高いようなら問題ないですが、低いようなら室内で管理するようにしてください。
発芽のポイントを詳しく知りたい方は『家庭菜園でコスパを最大化する方法と種の発芽のテクニック』を御覧ください。
私も発芽させるのに苦労し、試行錯誤した結果たどり着いたコツを紹介しています。
植え付けた時期のポイント
頑張って育てた苗を植え付けた後、葉ねぎの苗はとても倒れやすいです。
強風にあおられると簡単に倒れてしまうので、風対策として不織布や防虫ネットを使うのが良かったです。
直接風が葉ねぎの苗に当たらなければよいので、囲える資材があれば活用してみてください。
個人的には、秋植えなら不織布がおすすめです。
寒くなってくる時期なので、夜でも保温効果がありますので寒さで枯れることを防げるからです。
それなら、不織布を必ず使えばいいの?
という疑問もあるかと思います。
夏に植え付けた場合は、防虫ネットの方がいいかもしれません。
夏に不織布を使うと、必要以上に暑くなり熱で枯れてしまう可能性があります。
そのため、植え付けた時期によって気温を確認した後、暑ければ防虫ネット、寒ければ不織布、といった使い方が良いかと思います。
もちろん、風が吹かないような環境であれば防虫ネットや、不織布などの資材は不要です。
【プランター栽培】葉ねぎの栽培の様子
葉ねぎ栽培の様子を簡単にご紹介します。
本省の内容は動画で紹介しているもののダイジェストとなりますので、詳しい内容を知りたい方はこちらの動画をご覧ください。
葉ねぎの苗の植え付け
上図のように、ざるに種まきをして葉ねぎの苗を育てました。
ザルを使う理由は
- 一度に多くの苗を作れる
- 水管理が楽
- 風通しが良く酸欠になりにくい
というものです。
写真のざるはダイソーで買ったけど、どんなざるでもメリットは同じ。
と思いますので、お手物とのざるで使っていないものがあれば、家庭菜園で利用してみるのもありかもしれません。
そして、プランターに植え付ける様子はこちらの写真のようになります。
このように、プランターに土を入れてから葉ねぎの苗を植え付ける部分に溝を作ります。
その溝に葉ねぎの苗を置いていきます。
ある程度葉ねぎの苗を置いたら、葉ねぎの苗を垂直に立つように土寄せします。
今回の葉ねぎの苗は背が伸びてしまっていたので、もう少し早い段階で植え付けした方が植え付けしやすいと思いました。
中々綺麗に植え付けできず、バランスの悪い植え付けとなったのが反省点です^^;
種まきから73日目の様子
種まきをして73日目の11月23日です。
この時期になると11月も後半で気温が低くなり生長スピードが遅くなってきました。
葉ねぎはまだまだ細く、頼りない感じになっており12月中に収穫したかったですが、難しそうな状況です。
たまに日差しの強い日があり、その日に一気に生長する印象でした。
葉ねぎの種まきから121日目の様子
ついに年が明けた1月10日。
冬本番を迎えており、ベランダでも積雪の心配があったことから不織布で対策していました。
その対策が功を奏して、何とか葉ねぎを守ってくれているようです。
私の住む地域は、豪雪地域にあり1m以上の積雪が当たり前です。
そんな状況でも、不織布を使ったプランター栽培で冬越しができました^^
葉ねぎの種まきから191日目で初収穫!
ついに初収穫を迎えました^^
種まきしてから191日目です!
上図のように良い感じの葉ねぎが収穫でき、597gで約600gです。
収穫する際は下の写真のように葉ねぎを引っこ抜くようには収穫せず、根本付近を切って収穫します。
このように収穫することで、2度3度収穫ができます。
せっかく育てた葉ねぎなので、何度も収穫して楽しみましょうね。
葉ねぎ2回目の収穫の様子
葉ねぎの2回目の収穫です!
なんと!1回目の収穫から19日で2回目の収穫となりました^^
しかも2回目の収穫では、1回目の収穫に比べて葉ねぎが太く、770gの収穫です!
今回も根本付近で切って収穫し、3回目の収穫を狙います。
収穫した様子はこちらの写真になります。
葉ねぎは何度も収穫できて最高だな!
でも、一体何回まで収穫できるのかしら?
という疑問を私も持っています。
根本を切って収穫する方法は、次の3回目の収穫で終了になるかなと思っています。
というのも、葉ねぎ栽培しているプランターが18Lのものですが、土の中が根っこでパンパンになるかなと思っているためです。
あくまでも私の予想ですので、葉ねぎの様子を見て葉ねぎ栽培を終わらせるか判断したいと思います。
まとめ:家庭菜園で葉ねぎ栽培に挑戦!種まきから収穫までのコツ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回はプランターでの葉ねぎ栽培をご紹介しました。
秋に種まきをしてしまったため、思ったよりも時間がかかってしまいました。
葉ねぎの収穫時期と収穫量をまとめると
- 1回目の収穫
- かかった日数:191日
- 収穫量:約600g
- 2回目の収穫
- かかった日数:1回目収穫から19日後
- 収穫量:770g
- 合計の収穫量は約1370gと1000g超え
(スーパーだと小ねぎ13袋分)
となります。
葉ねぎ栽培のコツをまとめると
となります。
意外とあると便利な葉ねぎ。
手間を掛けずに簡単にプランターで栽培でき、大量収穫も狙えるのでとてもおすすめな野菜だと思います。
種から育てるのに不安がある方は『家庭菜園でコスパを最大化する方法と種の発芽のテクニック』を御覧ください。
去年買った種で上手くいかない方は保管方法があまり良くなかったかもしれません。
種の保管方法は『保存方法次第で使える!去年の種を有効活用する家庭菜園のコツ』で紹介しています。
良かったら葉ねぎ栽培を家庭菜園で挑戦してもらえたら嬉しいです。
それでは、なぎ(@lifenagi)でした。
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