ベランダ菜園するには場所が無いけど、家庭菜園に挑戦してみたい!
畑を持ってないけどベランダ以外で野菜を育ててみたい!
このように思ったことがあるなら、市民農園やシェア畑を検討してみませんか?
市民農園や貸し農園では、農地を借りて農作物を育てることができます。
ベランダよりも広い畑で野菜を育てられ、プランター栽培よりも野菜を大きく、たくさん収穫することができます。
特に貸し農園シェア畑では菜園アドバイザーおり、野菜の育て方のアドバイスを聞くことができます。
病気になったときの対処法、育ててみたけど生育が悪いときの対策などアドバイスを気軽に聞けるのは安心ですよね。
今回の記事は
- ベランダよりも広い畑で家庭菜園に挑戦したい!
- 市民農園やシェア畑に興味あるけどどんなものか知りたい!
- どんな市民農園や貸し農園を選べば良いのか知りたい!
といった内容を知れる記事となっています。
良かったら最後までご覧くださいね。
貸し農園で手ぶらで野菜づくり!市民農園やシェア畑とは?
市民農園や貸し農園とは、農家でない方々が小さな面積の農地を利用して自家用の野菜や花を栽培できる農園のことです。
レクレーション目的や、生きがい作り、体験学習など多種多様な目的で利用されます。
自治体や農協、農家、企業、NPO法人などが市民農園を開設しており、意外と身近に多くの市民農園があります。
色んな団体が市民農園を運営しているんだな。
どれを選べば良いんだろう?
どの団体が運営しているのかを選ぶ基準として、
と考えています。
その理由は
というのが個人的な見解です。
家庭菜園初心者の方、始めて畑で家庭菜園に挑戦する方は、水道や支柱、肥料などの設備・消耗品が充実し、サポート体制も整っている農園がおすすめです。
一方で、家庭菜園の経験がある方、畑での栽培経験があれば、どの農園でも良いと思います。
何を重視するかを検討して、安さを求めるなら自治体の農園、設備やサポート体制を求めるなら企業やNPO法人の農園がおすすめです。
本記事では、家庭菜園初心者の方、畑で家庭菜園に挑戦する方向けにおすすめの貸し農園(シェア畑)を次章でご紹介します。
おすすめの市民農園/貸し農園とは?
家庭菜園初心者の方、畑で家庭菜園に挑戦する方向けにおすすめの農園は、『サポート付き貸し農園シェア畑』です。
シェア畑のコンセプトは
- 手ぶらで行ける!
- バックアップが手厚い!
- 安全・美味しい!
といったものであり、東京・神奈川・千葉・京都・福岡など8都府県で70農園と多く展開しています。
その人気から2023年3月に東京都国分寺高木町、2023年5月に大阪府大阪市住吉区長居東で新たな農園が開園する予定です。
シェア畑の提供する農園では、基本的に菜園アドバイザーがおり野菜栽培の相談やアドバイスを受けることができます。
また、70農園と多くの農園を運営している実績から満足度が高い貸し農園といえます。
シェア畑では初めての方向けにオンラインの相談会を開催しています。
20分程度の説明会なので気軽に申し込みができるかなと思います。
ちなみにですが、シェア畑でどんな方が菜園アドバイザーとして働いているのかYouTubeの動画で見ることができます。
貸し農園シェア畑のメリット
貸し農園シェア畑のメリットをまとめると以下の通りです。
それぞれについて詳しく紹介していきますね。
手ぶらで行ける
シェア畑にはじょうろやスコップ、選定鋏などの道具や、野菜を支える支柱や防虫ネットも完備!
そのため、自分で道具や農業資材を購入する必要はありません。
以下の画像のようにシェア畑に準備されているものを自由に選んで使うことができます。
さらに、季節ごとの野菜の種や苗まで準備されているので至れり尽くせりの状況です。
こんなに整備されている農園は聞いたことがありません。
バックアップが手厚く初心者でも安心
シェア畑では、一部の農園を除き菜園アドバイザーが週4回以上勤務しています。
そのため、野菜作りに悩んだ時にはすぐにサポートできる体制があると家庭菜園初心者の方にはとても安心できます。
また定期的に実演を交えた講習会を開催していたり、栽培資料を配布・掲示もしてあります。
悩んだ時にアドバイスもらえるのは嬉しいですが、定期的な講習会や資料があると新しい野菜の栽培にチャレンジしやすいですよね。
無農薬で安全安心の野菜が作れる
シェア畑には牛糞・鶏糞たい肥や油かすなどの有機肥料が用意されています。
化学肥料を使わずに自然の力を利用して野菜を育てるので旨味が詰まった野菜が作れます。
また、シェア畑では化学農薬は一切使わない無農薬栽培なので子供も大人も安心して食べることができます。
収穫した野菜をその場でかじって食べれるのはちょっとした贅沢ですよね。
化学農薬を使わない害虫対策として、防虫ネットを使ったり、唐辛子焼酎をかけるなどの対策で虫よけができます。
それらの説明もシェア畑で確認することができますし、シェア畑のYouTube動画をみて勉強することもできます。
水道やトイレ・休憩所が整っている
シェア畑では水道や井戸が設置されているので水やりや野菜を洗ったりするのが楽です。
自治体が運営する市民農園では、水道が無いことも多いので水が確保できるのは本当にありがたい。
畑に水やりをする場合だと、かなりの量が必要になるので持ち運ぶだけで重労働です。
それが無いのは家庭菜園を続ける上で大切なことだと思いますね。
また、一部の農園は未設置ですが、トイレや休憩所も整っているので安心です。
貸し農園シェア畑のデメリット
貸し農園シェア畑のデメリットをまとめると以下の通りとなります。
それぞれについて詳しく紹介していきますね。
シェア畑を利用できる地域が限られる
シェア畑は農地を拡大しているところで、利用できる地域が限られます。
具体的には、東京・神奈川・千葉・埼玉・京都・大阪・兵庫・福岡の8都府県です。
これらの地域で70農園を展開しており、これらの地域の方々は利用できます。
逆に言えば、これらの地域以外の39道県の方は利用できません。
全国的に見れば一部の地域の方だけが利用できるサービスといえます。
シェア畑は拡大中のサービスでまだまだ利用できる人は限られるのね。
料金が他の市民農園に比べて高い
シェア畑の利用料金が他の市民農園に比べて高いことが挙げられます。
例えば、東京都目黒、世田谷、光が丘の料金は
2ウネで月額7,000円~13,000円
年額84,000円~156,000円
千葉南柏、千葉中央、千葉検見川、津田沼などの料金は
2ウネで月額6,400円~9,800円
年額76,800円~117,600円
となっています。
地域によりますが自治体が運営する市民農園だと、
年額5,000円~20,000円
で利用できます。
比べるとかなり高いことが分かります。
しかし、シェア畑はほぼ全ての資材や道具、肥料が揃っており、必要に応じて菜園アドバイザーに相談することもできます。
また水道設備やトイレ、休憩所も完備されているので設備としては申し分ありません。
※トイレ・休憩所は一部の農園で未設置
それだけ充実したものが揃っているので費用は高くなっても仕方ないかなと思います。
気軽に利用できてサポートも充実。費用が高いのは仕方ないかな。
貸し農園シェア畑で野菜を育てる栽培例
シェア畑を利用するとしたときにどんな野菜を育てればいいのか。
その一例を上記の図でご紹介します。
上記の図では、1ウネが0.6m × 2m の大きさで一般的なウネの大きさです。
シェア畑では、ウネ単位で借りることが多く2ウネが基本です。
図では1ウネでどのくらい野菜を育てられるのかを分かりやすく表現していて、左上のウネを見るとミニトマトとナス、ピーマンを栽培しています。
大体1ウネで2~3種類の野菜を栽培でき、2ウネだと5~6種類ですね。
家庭菜園で楽しむには2ウネあれば十分ですが、もっと楽しみたい方は4ウネあればほぼ大丈夫だと思います。
このように、育てたい野菜の栽培時期と栽培個数を簡単に学べるのもシェア畑のメリットですね。
貸し農園で手ぶらで野菜づくり!シェア畑で美味しい作物を手に入れよう まとめ
最後までご覧頂きありがとうございます。
今回は畑を持っていなくとも畑で家庭菜園が楽しめる市民農園や貸し農園についてご紹介しました。
ベランダ菜園はとても手軽で時間をかけずに始められます。
でも、ベランダが狭いと栽培できる野菜が限られてしまいます。
そこで市民農園や貸し農園を利用すると、広い土地でベランダでは栽培しにくい野菜でも栽培できます。
特に貸し農園シェア畑は、家庭菜園初心者の方や、畑で野菜栽培にチャレンジしたい方におすすめの農園です。
その理由として
などが挙げられます。
手軽に始められる家庭菜園で、しかも菜園アドバイザーついているから失敗も少ない。
成功体験が積み上げられるので、ドンドン家庭菜園の魅力にハマってしまいますね。
いっぱい収穫して、家庭菜園の魅力にハマってしまうかも!
苗や道具、肥料、園芸資材などがすべて用意されているので手ぶらで利用でき、無農薬栽培で安心安全。
とれたての無農薬野菜の美味しさに舌鼓打つ楽しさがあるかもしれませんね。
LifeNagiブログでは、家庭菜園の記事を他にも投稿していて、
【初心者でも大丈夫】ベランダで簡単に育てるおすすめ野菜5選!
などがおすすめですので良かったらご覧ください。
それでは、なぎ(@lifenagi)でした。
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