【失敗しない?!】挿し芽、挿し木を成功させる方法

家庭菜園
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こんにちは、なぎ(@lifenagi)です。

  • 今ある植物をもっと増やしたい
  • 摘心(ピンチ)で切り取った芽や枝を再利用したい

 
と思ったことはありませんか?

私は実家の金木犀を増やして、一人暮らしのアパートに持ってきたいと思っていました。

普通であれば金木犀の苗木を購入すればいいと思うかもしれません。

でも、私の気持ちとして想い入れのある実家の金木犀が良かったんです。

これまで何とか金木犀を増やそうと4年間挑戦し失敗してきましたが、今回ペチュニアという草花で増やすことに成功しました!

そこで今回は、どうやって植物を増やすことに成功したのか。
その方法についてご紹介します。

私のように想い入れのある植物を増やすことに挑戦したい方には、特に読んで欲しい内容です!

今回のポイント
  • 挿し芽、挿し木には若い茎や枝を使うべし
  • 肥料分の無い専用の土を使うと成功しやすい
  • メネデールやルートンなどの発根促進剤を使うとさらに成功率が上がる
この記事を書いた人

私(なぎ)は、小さいころから家庭菜園のある環境で育ちました。

祖父母が農家だったため、米作りや果樹(和梨、柿、ブドウ、ラフランス、リンゴ等)の世話の手伝いを小さい頃からやっていました。

実家の家庭菜園では、きゅうりやトマト、ニラ、サニーレタス、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー等をやってます。

一人暮らしの家庭菜園は初挑戦で、楽しみながら取り組んでいます^^

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【増やそう】やり方は3つ

【増やそう】やり方は3つ

植物を増やす方法には、一般的に以下の方法があります。

  • 苗木を購入して増やす
  • 種を取って、種から増やす
  • 挿し芽や挿し木で増やす

 
挿し芽、挿し木とはどんなことかこちらの記事で紹介してますので、分からない方はぜひご覧くださいね。

 
挿し芽、挿し木を簡単に説明すると、茎や枝を土に指して植物を増やす方法です。

特に草花の場合は、比較的どんな方法でも増やすことが簡単です。

理由は、先に挙げた3つの方法すべて利用することができる植物が多いからです。

自分の好きな方法をやってみて、失敗したら別の用法を試すことが簡単ということですね。

私が成功したペチュニアは比較的増やしやすい植物のようで、初めてなのに1回で簡単に成功しました^^

その時の様子はこんな感じです。

 
しかし、木の場合はそうはいきません。

そもそも苗木が売ってない場合がありますし、種を取るのが難しい植物もあります(木が大きすぎて種をとれない、種がバラバラになるなど)。

そういった場合には、挿し木で増やすことができます。

では具体的にどうやって挿し芽や挿し木をするのかを紹介します。

【増やそう】挿し芽、挿し木への挑戦

【増やそう】挿し芽、挿し木への挑戦

挿し芽、挿し木で必須となるのは以下のものです。

  • 必須のもの
    • ある程度若い茎や枝
    • 挿し芽、挿し木用の土
    • 育苗ポット
    • 霧吹き(水やり用)
  • あると成功率が上がるもの
    • メネデール
    • ルートン(発根促進剤)

 
特に土は専用のものを使ってください。成功率が全然違います。

それぞれについて詳しく紹介しますね。

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ある程度若い茎や枝

挿し芽、挿し木には、茎や枝が必要になります。

その茎や枝を土に挿して発根させ、新たな芽が出て植物が増えます。

ではどんな茎や枝をとればいいのか、というと図の①、②の部分です。

成長している茎や枝から①のように成長している真ん中の部分を使ったり、②のように茎や枝の先の部分を使います。

どちらにも共通しているのが、ある程度若い茎や枝を使います。

若すぎる(柔らかすぎてふにゃふにゃする)のは、未熟すぎるので避けてください。

基本的には、①のような場所だとほぼ大丈夫です。

 
茎や枝を切る際には、必ずはさみを使って切ってください。

先が細いはさみの方が、小回りがきくのでとても切りやすいです。

 
茎や枝の根本(土に指す部分)は、下図のように斜めに切りそろえます。

この方が断面積が広くなり、土の水分を吸収しやすくなります。

 
また茎や枝を切ってから30分から1時間程度は、水につけて水分を吸収させます。

その際、つける水にはメネデールを入れておくと、挿し芽や挿し木の成功率が上がります。

 
特に挿し木をする方は、メネデールを利用するのを強くおすすめします。

挿し芽は比較的成功しやすいですが、挿し木は成功しにくいです。

そのため、少しでも成功させやすくするためにメネデールがあると安心です。

挿し芽、挿し木用の土を使う

挿し芽や挿し木の時は、専用の土を使います。

普通の培養土には肥料が最初から配合されていますが、挿し芽や挿し木をする際には肥料分があると発根しにくいです。

そのため肥料分が入っていない土を使うと挿し芽、挿し木が成功しやすくなります。

挿し芽、挿し木がで使う土は有名なものだと、こちらのものになります。

 
ここでもう1つ発根促進剤を紹介します。

私も使ってみたルートンというものです。

こちらは先に紹介したメネデールとは異なり、粉状のものです。

ルートンは、切り整えた茎や枝の部分にうっすらとつけた後に茎や枝を土に植えます。

ただルートンは、食べる植物には使用しないでください。食用の植物には利用できません。

食べる植物を挿し芽、挿し木で増やす場合にはメネデールのみを使用してください。

発根促進剤は2つ使えば成功する確率がかなり上がりますが、どちらかの利用で大丈夫だと思います。

育苗ポットに植える

挿し芽、挿し木用の土を使う

茎や枝を土に植える際には、専用の育苗ポットを使うと失敗が少ないです。

実際に植えるには上図のように、茎や枝の節の部分を土に埋めるように植えます。

すると、節の部分から新芽が出てくるので、新芽が出るようなら成功です!

上図で育苗ポットへの移植を説明するとこんな感じです。

  1. 育苗ポットに土を入れる
  2. 育苗ポットに水をかけ、土に水分を吸収させる
  3. 節(葉の生えてる部分)が2か所あり、地面に近い方の葉を取る
  4. 土に1ミリ程度(茎や枝の太さ)の穴をあける
    先ほど葉を取った節が土に完全に隠れる深さにする
  5. 増やしたい植物の茎や枝を先ほどあけた穴に入れる
    土に挿した茎や枝が土に接触するまで入れる
  6. 茎や枝が動かないようにしっかりと土で固定する
  7. 土が乾燥しないように毎日水やりをする

 
育苗ポットであれば何でもいいですが、挿し芽、挿し木が成功したら、育苗ポットごとプランター等にそのまま植えつけられるジフィーポットがおすすめです。

 
ジフィーポットなら紙でできたポットなので、ポットの周りから空気が土に入るので程よく乾燥してくれます。

根腐れを起こしにくいので、乾燥だけ注意して水やりをしてください。

ちなみに私は、100円ショップのダイソーでジフィーポットを購入しました。

真夏なら直射日光に半日あたる程度か、風通しの良い日陰で管理します。

真夏以外なら日当たりの良い場所で管理します。

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【増やそう】ペチュニアを実際にしてどうだった?

【増やそう】ペチュニアを実際にしてどうだった?

実際にペチュニアの挿し芽をして2か月経った状況をコチラの記事で紹介しています。

良かったらご覧いただけると嬉しいです。

 
上記の記事では挿し芽挿し木をした時の注意点や、成功例・失敗例の両方を載せています。

あまり気にされない気温や乾燥についてと、メネデールやルートンの重要性についても記載しています。

【失敗しない?!】挿し芽、挿し木を成功させる方法 まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は私が4年間失敗し続けて5年目で成功した挿し芽、挿し木の方法について紹介しました。

挿し芽、挿し木ができるようになると、摘心したときに出る芽や枝を有効利用することができます。

上手くいけば、1つの株から10株以上に増やすことができます。

ただし挿し芽、挿し木は、個人で楽しむ範囲で行ってください。

販売目的で挿し芽、挿し木をするのは訴えられる可能性があります。

他にも家庭菜園でいちごに挑戦した時の記事や、摘心に関する記事もありますので、見てもらえたら嬉しいです。

 
それでは、なぎ(@lifenagi)でした。

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