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甘いミニトマトをたくさん食べたいなぁ
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たくさん食べるなら家庭菜園で育てるのが一番ね
でも、どうやって甘いミニトマトを育てられるのかしら?
私は家庭菜園を初めて、ミニトマト・きゅうり・小松菜・ほうれん草・いちご・ネギ・かぶなど全部で10種類ほど栽培してきました^^
その経験から、美味しい野菜を育てるには栽培方法よりも品種選びが大切だと実感しています。



甘いものを作りたいなら、甘さの強い品種を選ぶのが簡単!
実際栽培したミニトマトの中でこの『千果』はフルーツトマトと呼べるほど糖度が乗る品種です^^
千果はとてもバランスの良い品種で
- 早めに収穫すれば酸味と甘さのバランスの良いミニトマトを
- 完熟してから収穫すれば甘みの強いミニトマトを
収穫することができます!
寒さにも強い品種のようで、東北の豪雪地域でも11月まで収穫できました。
このミニトマトの千果について、栽培してみた感想も含めて紹介していきます。
よかったら最後までご覧くださいね。
- 2021年からベランダで家庭菜園を開始!
- ミニトマトを約120個、きゅうりを約60本以上収穫!
- これまでに10種類以上の野菜を栽培した経験あり
【要点】ミニトマト「千果」で手軽に甘いトマトを育てる方法と感想


- 千果の特徴
- 鮮やかな赤色で丸形
- 普通のミニトマトの糖度は5~6程度だけど、千果は8~10度程度でフルーツトマトと同程度で甘い
- 長期栽培に向いて、家庭菜園にも最適
- 千果シリーズで迷ったらCF千果かオレンジ千果がおすすめ
- 千果を栽培した感想
- 寒い時期(寒冷地で11月)になると、うどんこ病になりやすいかも
- 花が次々に咲くので、実が沢山なるし、収穫量も多い!
【甘いミニトマトはコレ!】千果ってどんな品種?


ミニトマトの千果(ちか)は、糖度が高く、最高品質のミニトマトを栽培できます。
千果の特徴をまとめると以下のようになります。
- 濃赤色で艶がある
- 鮮赤色で美しい光沢がある
- 実の大きさは15~20g程度で、きれいな球形
- 高糖度で食味が特に優れる
- 糖度は8~10度
- 安定して糖度が高く、食味が優れる
- 栽培しやすく、異常主茎になりにくい
- 草勢は中強で、異常主茎の発生が少なくて栽培が容易
- 節間長は中位で長期栽培に向く
- 花数は、30~40花で、果房整理の必要がなく家庭菜園にも最適
- 3つの耐病性をもつ
- トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)
- 萎凋病(F1)
- サツマイモネコブ線虫(N)
こちらの情報は、タイキ種苗株式会社様より引用されていただきました。
簡単にざっくりと要点をまとめると以下の通りです。
- 鮮やかな赤色で丸形
- 普通のミニトマトの糖度は5~6程度だけど、千果は8~10度程度でフルーツトマトと同程度で甘い
- 長期栽培に向いて、家庭菜園にも最適
- 生長を阻害する線虫や、主な病気の1つである萎凋病に耐性を持つ
甘いミニトマトがお好きなら千果を育てると楽しいかもしれませんね^^
千果はもっと色んな種類があり、特徴もそれぞれ異なります。
他の種類については、次章で紹介しますね。
【甘いミニトマトはコレ!】千果には色んな種類がある


実はミニトマトの千果はシリーズになっていて
- 千果
- CF千果(2012年3月タイキ種苗株式会社登録)
- オレンジ千果(2014年3月タイキ種苗株式会社登録)
- 千果99(2015年2月タイキ種苗株式会社登録)
- TY千果(2021年3月タイキ種苗株式会社登録)
と、千果を除くと4種類もあります。
全てのベースとなっているのは『千果(ちか)』ですが、それぞれ特徴がありますのでご紹介します。
CF千果は、千果をベースに耐病性を向上させたミニトマトで特徴は以下の通りとなります。
タキイ種苗株式会社様HPより引用
- 葉かび病(Cf9)・斑点病(LS)などに耐病性
- 国内で発生している葉かび病のレースに安定した耐病性(Cf9)を示す。
- 斑点病(LS)にも中程度の耐病性を示す。
- タバコモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病、サツマイモネコブ線虫に複合耐病虫性。
- 食味にすぐれ、濃赤色でツヤのある果色
- 低段から安定して糖度が高く、食味にすぐれる。
- 果色は濃赤色で光沢がある。果重は15~20g。
- 極早生種で低温期の収量にすぐれる
- 「千果」と同様の極早生種で、栽培初期より収量が上がる。
- 栽培後半のスタミナ
- 栽培中期から後半にかけては、「千果」よりもやや強くなる。
- 千果よりやや異常主茎が発生しやすい
- 2段開花期からホウ素やリン酸を含んだ葉面散布を定期的に行うことが望ましい。
千果を栽培しましたが、葉かび病や斑点病が発生してしまいます。
私も両方の病気が発生しましたが、該当する葉っぱを剪定することで対応しました。
病気にならないのが一番ですし、糖度も千果と同様8~10程度と非常に甘いので、千果とCF千果であればCF千果がおすすめです。
オレンジ千果の特徴は以下の通りとなりとなります。
※タキイ種苗株式会社様HPより引用
- つやのある美しいオレンジ色
- 果色はきれいなオレンジ色で、従来ミニトマト(CF千果)よりカロテン含量が豊富。
- 高糖度で食味にすぐれる
- 果重は15~20gで、糖度は8~10度と高く良食味。
- 葉かび病(Cf9)、斑点病耐病性
- 国内で発生している葉かび病のレースに安定した耐病性(Cf9)を示すほか、斑点病にも中程度の耐病性を示す。そのほか、タバコモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病レース1に複合耐病性。
- 家庭菜園でも作りやすい草勢
- 初期から草勢はおとなしいめで、家庭菜園でも作りやすい。
オレンジ色のきれいなオレンジ千果は、ベースとなるCF千果と同様にとても甘いのが特徴。
そして、千果には無い『葉かび病』や『斑点病』への体制を持つのも特徴です。
また、CF千果に比べてカロテンの含有量が3倍というのもすごいです^^
赤だけでなく、オレンジとカラフルなミニトマトがお好みならオレンジ千果がおすすめですね。
千果99の特徴は以下の通りとなりとなります。
※タキイ種苗株式会社様HPより引用
- 黄化葉巻病耐病性(Ty-2)
- 黄化葉巻病イスラエル型に耐病性。
- 葉かび病(Cf9)・斑点病(LS)耐病性
- 果重は15~20gで、糖度は8~10度と高く良食味。
- 食味にすぐれ、濃赤色で光沢のある果実
- 国内で発生している葉かび病のレースには安定した耐病性(Cf9)を示す。斑点病(LS)にも中程度の耐病性を示し、トマトモザイクウイルスにはTm-2a型耐病性、そのほか萎凋病(F1)、サツマイモネコブ線虫に複合耐病虫性。
- 極早生種で低温期の収量にすぐれる
- 極早生のため、年内の収量が上がる。また、収量の波が小さく栽培期間を通じて一定の収量が見込める。
CF千果と同様、収穫初期から安定して糖度が高く、きれいな球形で極早生。
西日本を中心に発生している黄化葉巻病イスラエル系統に安定した耐病性を持ちます。
花数はCF千果に比べてやや少なく、収量の波が小さくなるので栽培を通して一定の収量を見込めます。
オールシーズンで栽培可能なので、長期間栽培したい方向けな品種と言えます。
TY千果の特徴は以下の通りとなりとなります。
※タキイ種苗株式会社様HPより引用
- TYLCV・葉かび病・斑点病耐病性
- 国内で発生しているトマト黄化葉巻病(TYLCVイスラエル・マイルド両系統)に安定した耐病性(Ty-3a)を示すほか、葉かび病の耐病性はCf9で、現在の国内発生菌には安定して強い。斑点病(LS)にも中程度の耐病性を示す。そのほか、タバコモザイクウイルスTm-2a型、萎凋病(F1)、根腐萎凋病(J3)サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性。
- 耐裂果性にすぐれ、高い可販果率
- 裂果の発生が少なく、ヘタどれにも強いため出荷率が高い。
- 食味にすぐれ、つやのある果色
- 低段から安定して糖度が高く、食味にすぐれる。果色は濃赤色で光沢がある。果重は15~20g。果形はきれいな球形で果ぞろいがよい。ヘタの形状も美しく、パック詰め時の見ばえがよい。
- 機能性成分であるリコピンを豊富に含む。
- 早生種で安定した収量性
- 熟期の早い早生種で、栽培期間を通じ収量の波が少なく、安定した出荷が見込める。
TY千果は、他の千果シリーズと違い農家さん向けの品種と言えます。
数多くの耐病性を持ち、ヘダどれにも強い品種です。
他の千果シリーズとは違い早生品種のため、早く収穫したい場合は極早生品種の千果~千果99が良いように思います。
【育てやすい!】千果を育ててみた感想
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千果は甘いって分かったけど、実際育ててみてどうなの?
本当に甘くて美味しいミニトマトができるの?



育ててみたけど、完熟すると本当に甘くて美味しい!
酸味が欲しいなら、完熟一歩手前で収穫すれば程よい酸味があるね。
家庭菜園でこの味なら最高だよ!
ミニトマトの千果を育てて見た感想は、以下の通りとなりとなります。
以下の項目を選択すると、選択した項目にジャンプします
- 本当にフルーツトマトを作ることができた!
- 花が次々に咲くので、実が沢山なるし、収穫量も多い!
- 失敗して茎を折っても脇芽がすぐに出るので、失敗のリスクが減る
- 寒い時期(寒冷地で11月)になると、うどんこ病になりやすいかも
それぞれについて詳しく紹介していますね。
本当にフルーツトマトを作ることができた!
どちらかというと、産直で販売しているミニトマトに近いと思います。
特になんの苦労もなくフルーツトマトができるので、かなり驚きます^^;
甘すぎると感じたら、赤くなったらすぐに収穫するか、少しオレンジ色かなという状態で収穫すると酸味があって美味しいです。
収穫するタイミングで味の濃さを決められるので、楽しみが増えましたね。
花が次々に咲くので、実がたくさんなるし、収量も多い
むしろ花が咲きすぎて摘果したくらいです笑
お弁当に入れるなら小さい方が良いかもですが、theミニトマト!というサイズを求めるなら、摘果した方が大きいサイズを作れますね。
こちらで写真を投稿していますが、本当にいい感じに実がなっていますよね。
1房全部が同時に赤くなることは難しいので、赤くなって完熟したものから収穫します。
失敗して茎を折っても脇芽がすぐ出るので、失敗のリスクが減る
茎を追ってしまった瞬間に



もうミニトマトはダメだ…
今年のミニトマトは諦めるしかないかなぁ…
そう思いました。
結果的には大正解で、新しく出てきた脇芽を育ててミニトマトを収穫できました!
当時の様子を【家庭菜園】ベランダ栽培でのミニトマト誘引の失敗と解決策の記事で詳しく紹介していますので、良かったらご覧ください^^


この千果の草勢の強さに助けられ、ミニトマト諦めずに楽しめました。
他の品種でも同じように復活できていたか分かりませんが、次々と脇芽の出やすい千果だから早く回復できたと思います。
寒い時期(寒冷地で11月)になると、うどんこ病になりやすいかも
実際にうどんこ病でやられた枝をこのツイートの左写真の量を切り落としています。
コレほどの量をやられたので、やはり寒くなるとミニトマトが弱り始めるのかもしれません。
寒さに強いと謳っている品種は千果99ですが、11月まで粘らなくても良いかなぁという考えもあります。
11月までくるとかなりの量を収穫できているので、『もう今年はいいかなぁ』という気持ちもあるかと思います。
ですので、10月11月まで頑張って、病気になったら今年分は終了すると考えるのもありだと思います。
ミニトマト「千果」で手軽に甘いトマトを育てる方法と感想 まとめ


最後までご覧頂きありがとうございます。
今回は私も栽培したミニトマトの千果をご紹介しました。
千果の特徴をおさらいすると以下の通りです。
- 鮮やかな赤色で丸形
- 普通のミニトマトの糖度は5~6程度だけど、千果は8~10度程度でフルーツトマトと同程度で甘い
- 長期栽培に向いて、家庭菜園にも最適
- 生長を阻害する線虫や、主な病気の1つである萎凋病に耐性を持つ
また千果には色んな種類があり、千果を含めて5種類あります。
- 千果
- CF千果(2012年3月タイキ種苗株式会社登録)
- オレンジ千果(2014年3月タイキ種苗株式会社登録)
- 千果99(2015年2月タイキ種苗株式会社登録)
- TY千果(2021年3月タイキ種苗株式会社登録)
どれも魅力的な品種ですが、私の個人的なおすすめは以下の2つです。
- CF千果
- オレンジ千果
オレンジ千果は、CF千果よりも3倍ものカロテンがあり、オレンジ色も綺麗!
見た目も鮮やかなので、食卓に彩りを添えるのもありかなと思います^^
Lifenagiブログでは、家庭菜園の記事を他にも投稿しています。
家庭菜園で必ず出る残渣をゴミとして捨てずに肥料として活用する記事や、プランターを買わずに袋で栽培する方法の記事などがありますので、良かったらご覧ください。




それでは、なぎ(@lifenagi)でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
ミニトマトはお弁当やサラダの彩りに欠かせないので、家庭菜園で作れると非常に助かりますね。小学生の頃に育てた覚えがあるので、難易度もあまり高くないイメージです。どの品種か迷ったら千果を選びたいと思いました。素敵な情報をありがとう御座います!
いつもご覧頂きありがとうございます^^
ミニトマトの栽培は確かに小学生の時にすることが多いですよね。
懐かしいです笑
ぜひ、甘いミニトマトを栽培したい!とお思いの差異は千果を選択肢に入れた貰えると嬉しいですね。