冬の種まきってどうするんだろう?
全然発芽しないんだけど。。。
種には発芽温度があるし、低すぎる気温では種まきできないのかしら。
といった疑問を解決します。
私は冬にサニーレタスやサンチュを育てて収穫し、ミニトマトやきゅうりの苗も冬に作っています。
特に発芽温度が25℃~30℃と高いミニトマトやきゅうりは、冬に発芽させるにはコツがいります。
コツについて本記事で紹介しますが、私が実践した方法を『【家庭菜園】ミニトマトときゅうりを種から栽培!【2022年4月編】』で紹介しています。
こちらではミニトマトやきゅうりの苗を作成した際に冬に気を付けておくべきことをまとめていますので、良かったらご覧くださいね。
一方でサニーレタスやサンチュは発芽温度が15℃~20℃とミニトマトやきゅうりより低く室内温度に近いので簡単です^^
初めて種から発芽させたい方は、こちらにチャレンジしてから他の植物に挑戦すると失敗が少ないと思います。
実際にサニーレタスがどの程度育つのかを『野菜の室内栽培は水耕栽培がおすすめ』にて紹介しています。
また収穫の様子を動画でも紹介していますので、良かったらご覧ください。
こういった経験から、本記事にて冬に種を発芽させる方法を具体的にお伝えしていきます。
- 冬に種まきをして失敗している >_<
- 栽培が簡単なサニーレタスに挑戦したい!
- ミニトマトやきゅうりなどの苗づくりに挑戦したい!
とお思いの方にピッタリな記事になっています。
良かった最後までご覧ください。
冬にもできる!家庭菜園での種まきの方法と発芽のコツとは
冬に種まきして発芽させる方法をまとめると以下の通りです。
上手く発芽できれば芽が出てきますので、後は光を当てて栽培すればOKです^^
サニーレタスの発芽に成功した様子はこちらのようにツイートしています。
具体的にどういったことに気を付けるべきか、どんな道具を使うべきか次節にて詳しく紹介しますね。
発芽温度を確認
まず、発芽させたい植物の発芽温度を確認します。
サニーレタスのように室温に近い温度なら特別なことは不要です。
しかし、ミニトマトやきゅうりのように室内温度よりも高い発芽温度なら工夫が必要です。
発芽温度はどうやって調べるかというと
発芽温度は種の袋に記載されているね
例えば、私の育てているミニトマトやきゅうりの場合だと
と記載されていて、どちらも発芽温度は25℃~30℃となっています。
このように、発芽させたい植物の種袋を見ると発芽温度を簡単に確認できます。
発芽温度が室温より高いなら工夫が必要
発芽温度が室温より高いなら工夫が必要です。
サニーレタスなら発芽温度が15℃~20℃なので特別な対策は不要です。
しかし、ミニトマトやキュウリの発芽温度は25℃~30℃と室内温度より高いので対策が必要です。
対策として道具が必要ですが、色々調べて試したものだと
園芸専用の育苗発芽マットか、ヨーグルトメーカーがおすすめ
と思います。
育苗マットだと一度に多くの種を管理できますし、土に植えてからも温められるので便利です。
育苗マットは温度管理ができるサーモスタット付きのものだと成功率が上がりますので断然おすすめです。
ヨーグルトメーカーの場合は、種のみを温めて発根させてから(種から根を出させてから)土に植えます。
このとき、種のみを温めるので土に種を植えた後は土を温めることはできません。
とはいえ、私はこのヨーグルトメーカーで問題なく発芽させて育苗できたので実績があります。
発芽後~苗の育つ様子を『【家庭菜園】ミニトマトときゅうりを種から栽培!【2022年4月編】』 にて紹介しています。
きゅうりとミニトマトで冬に種から発芽させて苗を作成しました。
苗がどのように育つのか、苗を作ったミニトマトやきゅうりの品種は何かといったことを紹介しています。
実際に私が冬にヨーグルトメーカーを使って発芽させている様子はこちらのようになります。
ヨーグルトメーカーを使った発芽の手順はこのようになります。
- ティッシュペーパーやキッチンペーパーを水で濡らし、固く絞ったもので種を包む
- ヨーグルトメーカーに1を入れる
- 温度設定を発芽温度の範囲で真ん中の温度に設定する
(発芽温度が25℃~30℃なら27℃に設定するなど) - 時間を48時間など長い時間に設定する
- 1日に数回、ティッシュペーパーやキッチンペーパーが乾いていないかをチェック
乾いていれば湿らせる程度に濡らす - 設定時間が過ぎても発芽しなければ4.に戻る
- 発根するまで4.~6.を繰り返す
種から発根した様子は以下の画像のようになっていて、白い根が種から出ていると思います。
この白い根がでれば発根しているので、後は土に植えて室温であたためれば発芽してくるはずです。
発芽温度が高い場合:発根した後の管理
土に種を植えたらどういう管理が必要なんだろう?
という疑問にお答えしていきます。
発根したら培養土に発根した種を優しく植えて、以下のような蓋のできる水切りかごで保温しながら育てます。
土が乾燥しないように気を付けて、寒い夜間のためにホッカイロを入れて保温します。
ホッカイロが無ければ、水切りかごで蓋をした状態のままこたつに入れます。
こたつは一番低い温度に設定するか、事前に使っていれば温かいこたつに入れたらこたの電源を切ります。
そして、朝になったらこたつから出して室温で管理します。
すでに発根したものを植えているので、通常よりも早く発芽するはずです。
このようにヨーグルトメーカーでは、土に植えてからの管理が若干面倒に感じる方もいると思います。
そのため、
温度設定ができる育苗マットだと管理は楽ね!
と感じますので、育苗マットがおすすめです。
ヨーグルトメーカーを持っていて、
何度もするか分からないし、費用は掛けたくない!
という私のような方は、ヨーグルトメーカーを使った発芽にチャレンジしていただければと思います^^
発芽温度が室温と同程度の場合
発芽温度が室温と同程度の場合は、特別な道具は不要です。
簡単に発芽させるには発根させてから土に植え付けると成功率が上がります。
具体的なやり方ってどういうものなのかしら?
という疑問を順番を付けて解説します。
- 水で濡らして固く絞ったティッシュペーパーかキッチンペーパーを用意する
- 種を1.で包む
- タッパー等蓋のできる容器の中に入れて室温で管理
- 夜間はホッカイロやこたつで保温する
ただし、夜間は冷えますのでホッカイロで温めたり、こたつの中に入れたりして管理します。
こたつを使う場合は、
という管理にすると簡単に発芽します。
冬にもできる!家庭菜園での種まきの方法と発芽のコツ まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます^^
今回は、冬の寒い時期に種まきして発芽させる方法をご紹介しました。
大切なのは、発芽させたい植物の発芽温度を確認すること。
発芽温度が分からないと管理方法が決まりませんので、必ず確認してください。
発芽温度が分かった後は
発芽温度を確認したら室温より高いかどうかで判断だな!
ということになります。
室温と同じ程度の温度なら特別な対策は不要ですが、夜間の寒さ対策は必要です。
室温よりも高いなら育苗マットを使うか、ヨーグルトメーカーを持っているならヨーグルトメーカーで代用できます。
これらの機材を使えば冬でも発芽させられるので、自分で苗づくりに挑戦したい方、冬に野菜を育てて見たい方にはおすすめしたい方法です^^
思ったよりも簡単だと思いますので、チャレンジしてもらえると嬉しいです。
それでは、なぎ(@lifenagi)でした。
コメント
寒冷地だと、こたつを長い時間付けていることが多いのでこたつの中はとても暖かいですよね。それを活用して発芽させる方法もあるのですね。驚きました!
素敵な情報をありがとう御座います😊💕
いつもご覧いただきありがとうございます^^
こたつの暖かい空気を活用して発芽させるのは個人的によい方法かなと思っています。
就寝以降は活用することなく冷えるだけですので、生理的に無理でなければ良い方法かと。