こんにちは、なぎ(@lifenagi)です。
家庭菜園って楽しいですよね^^
私は子供の頃から家庭菜園を経験していますが、自分で育てた野菜の美味しさは格別だと思っています。
家庭菜園というと
というのが気軽で簡単でしたが、色んな苗を購入すると結構な金額になることがあります。
虫が苦手だな、室内で野菜を栽培したいと思ってる方は『野菜の室内栽培は水耕栽培がおすすめ
』がおすすめです。
焼き肉でよく食べられる野菜のチマサンチュを室内栽培で簡単に栽培できる内容を紹介しています。

手軽に家庭菜園を始める際には苗を購入するのが一番ですが、コスパ良く家庭菜園を始めるには種から育てる方法が一番です。
そこで今回は、家庭菜園で定番の野菜であるミニトマトときゅうりを種から育て、1カ月間でどの程度成長するのかをご紹介していきます。
この記事を読むことで、
- どんな種を育てたのか
- 種からミニトマトやきゅうりを育てるとどんな感じになるのか
- 種から育てる際の注意点
- いつあたりから種まきすべきか
といったことが分かります。
よかったら最後までご覧くださいね^^
- 2021年からベランダで家庭菜園を開始!
- ミニトマトを約120個、きゅうりを約60本以上収穫!
- これまでに10種類以上の野菜を栽培した経験あり
【概要】【家庭菜園】ミニトマトときゅうりを種から栽培!【2022年4月編】

- ミニトマトの千果ときゅうりのなるなるきゅうりを種まき&育苗した
- 千果の特徴
- 濃赤色でツヤのある果色
- 高糖度で、食味が特にすぐれる
- 栽培しやすく、異常主茎が少ない
- 耐病性
- なるなるきゅうりの特徴
- うどんこ・べと病に強く、春蒔き70~80% 夏蒔き40~50%で雌花着生する節成種
- 果実は平均20~21cm、100g
- 葉は濃く厚く中葉で受光効率が良い
- 種まきのおすすめ時期
- ミニトマトは2月から3月上旬
- きゅうりは3月初旬から中旬
- 種まきの注意点
- 発芽温度を下回らないように工夫する
- 簡単な管理方法はヨーグルトメーカーを使用すること
- 上記の方法で管理すると3日程度で発芽する
【家庭菜園】ミニトマトときゅうりの種の紹介

今回私が種から育てたミニトマトときゅうりの品種は上図の通りです。
これらの品種は家庭菜園に人気な品種で、育てやすいことが特徴です。
私に住む地域ではこれらの品種の苗は無いので、苗では売っていない品種を育てられるのも種から育てる楽しさですね~
それでは、それぞれの品種の細かな特徴を紹介していきます^^
●特徴
・うどんこ・べと病に強く、春蒔き70~80% 夏蒔き40~50%で雌花着生する節成種。
・果実は平均20~21cm、100g。濃緑でイボが小さく味は良く秀品率が高い。
・葉は濃く厚く中葉で受光効率が良く、子ヅルは伸びすぎず管理が省力化出来る。
・作型は露地~ハウス迄幅広く適する。●栽培のポイント
ナント種苗株式会社
・生育日数は、やや若苗とし、活着~初期の生育を良好にすること。
・低節位の雌花・側枝は早めに除去し、肥料切れを起こさないように注意する。
・摘葉は側枝の収穫が始まる頃より少しずつ行い果実が見え隠れする状態が望ましく、株元・新葉に太陽光が当たるようにする。
なるなるきゅうりは、育てやすくきゅうりが結実する比率が比較的多い品種です。
しかし、なるなるきゅうりよりももっと実が結実する『できすぎなるなる』という品種もあります。
『できすぎなるなる』は、なるなるきゅうりに比べて約1.9倍収穫できると公式で発表されています。
【家庭菜園】ミニトマトときゅうりの種まきの時期

種まきのタイミングを考えるときに重要なのは、いつ植え付けを行うかです。
その植え付けする日付から逆算して種まきの日付を決めていきます。
実際に種まきしてみましたが、私の住む東北ではミニトマトやきゅうりは以下の日程で種まきするといいようです。
- ミニトマトは2月から3月上旬
- きゅうりは3月初旬から中旬
ミニトマトはきゅうりに比べて成長が遅いので、成長スピードを考慮して少し早めに種まきをするのがポイントです。
というのも、4月は寒の戻りが厳しくGW前に植え付けする場合は行燈仕立てや、トンネルをするなどの対策が必要となります。
そういう対策が面倒な場合や、資材を持っていない場合は、GW期間中かGW後に植え付けをすると失敗が少ないようです。
【家庭菜園】ミニトマトときゅうりの種まきの注意点

前章で紹介したように私の住む東北地方の場合は、ミニトマトは2月~3月上旬、きゅうりは3月中旬~下旬がいいように思います。
その期間中に種まきする際の注意点や、具体的な方法をご紹介します。
ミニトマトときゅうりの発芽温度と発芽日数
先に紹介した種まき時期は、冬でかなり寒いです >_<
種には発芽温度があり、その温度を下回ると発芽しません。
ミニトマトときゅうりの発芽温度や発芽日数、生育適温は以下の通りです。
この発芽温度を発芽日数まで維持すると、無事に発芽します。
- ミニトマト(千果)
- 発芽温度:25℃~30℃
- 発芽日数:4~6日
- 生育適温:15℃~25℃
- きゅうり(なるなるきゅうり)
- 発芽温度:25℃~30℃
- 発芽日数:3~5日
- 生育適温:20℃~28℃
- ※品種によって多少誤差があります。
発芽温度を簡単に維持する方法
種から発根させてから土に植え付けをするもので、この方法だと発芽しない種を簡単に見分けることができます。
まず発根させる方法ですが、ヨーグルトメーカーの設定温度に発芽温度を設定して数日待つだけというとても簡単な方法です^^
実際の使っている様子はこんな感じ。


このヨーグルトメーカーに発芽温度をセットし(ミニトマトときゅうりともに30℃)、数日経つと種から発根してきます。
下図はきゅうりの発根の様子ですが、ミニトマトも似たような感じで発根します。


土に植えた後の管理は、蓋のできるこんな感じの洗いかごで管理していました。
蓋のできる洗いかごの使い方をまとめると以下のようになります。
- 寝る前に蓋をして保温をし、こたつの中に入れます。
※この時、こたつの電気は切っています。 - 朝になったらこたつから出して蓋を開ける
- 土が乾いていたら下から水が出るまで水を与える
そのような管理を3日程度すると冬でも発芽しました。
どうしても冬に発芽させるために温度を気にする必要があり、そのことで手間がかかります。
でも、問題とするほど手間ではないかと思います。
【家庭菜園】4月のミニトマトときゅうりの生長具合
4月のミニトマトときゅうりの生長具合を動画にしていますので、良かったらぜひ見てください。
動画では細かく説明していますが、一部分のみ抜粋して説明します。
動画の内容を写真で説明するとこんな感じです。


発根した種をまき、芽が出てから1か月でこれだけ生長します^^
後から分かりましたが、種まき開始日がかなり遅くてどうなるか心配でしたが、意外と何とかなりました!
ですが、毎回こんなにうまく生長するか分からないので、余裕を持ったスケジュールで育苗した方がいいと思います。
ちなみに、以下の5枚の写真がありますが、それぞれミニトマトの種まきを基準に種まき日を記載してそれぞれの成長過程をお見せしたいと思います。





【家庭菜園】ミニトマトときゅうりを種から栽培!【2022年4月編】 まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、私がミニトマトときゅうりを種から栽培した経験から種まきのおすすめ時期や、注意点をご紹介しました。
- ミニトマトときゅうりの種まきのおすすめ時期
- ミニトマトは2月から3月上旬
- きゅうりは3月初旬から中旬
- 種から栽培する際に注意すること
- 種から発根するものだけを種まきとして使用する
- 発根させるには冬の時期に発芽温度を保つ必要があり、ヨーグルトメーカーを使用
- 発芽まで3日程度保温期間としてみておく
今回私が栽培したミニトマトときゅうりの品種名と発芽温度などの情報は以下の通りです。
この情報をもとに育苗すると、問題なく育てることができると思います。
- ミニトマト(千果)
- 発芽温度:25℃~30℃
- 発芽日数:4~6日
- 生育適温:15℃~25℃
- きゅうり(なるなるきゅうり)
- 発芽温度:25℃~30℃
- 発芽日数:3~5日
- 生育適温:20℃~28℃
今後も、家庭菜園でチャレンジしたことや、栽培の様子を記事にしていきたいと思います。
それでは、なぎ(@lifenagi)でした。
コメント
コメント一覧 (2件)
読み応えのある充実した記事ですね。とても勉強になりました。今後も応援しております。
記事を読んでいただきありがとうございます^^
とてもうれしいです!
冬の種まきから四苦八苦しながら、何とかここまで来れました。
今後も家庭菜園関係の記事を作っていきますので、応援してもらえると嬉しいです^^