培養土の消毒は今!冬だからできる手軽な害虫・卵対策

家庭菜園
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なぎ
なぎ

2023年は初めてコガネムシの被害にあったよ。

まさかプランター栽培でも被害にあうなんて。。。

妻

折角育てたミニトマトがダメになったのは残念ね。

春に向けてできる対策はあるのかしら?

という疑問を本記事は解決します。

本記事を読むことで

  • 以前使った培養土を使いまわすときの害虫対策
  • 使いまわす培養土の消毒方法
  • 冬でもできる培養土の消毒とは

といったことが分かります。

コスパ良く家庭菜園をしたい方にとって、培養土の購入は重要です。

というのも、

  • 培養土は重いから買い物が大変
  • 自治体によっては培養土の廃棄が大変
  • 1度使って捨てるのは勿体ない

ということがあるから。

培養土を再生させて使いまわすとコスパは◎。

そこで私は2022年に使った培養土を2023年に使いまわしてみました。

どんな風に使いまわしたのかはこちらの記事を御覧ください。

ひでき
ひでき

葉ネギが約600g収穫できるなんてスゴイな!

大体6袋分も収穫できたなんて!

コガネムシの被害にあうまではとても順調に栽培ができました。

なぎ
なぎ

これなら培養土の消毒をしなくとも大丈夫そうだね~

と思っていた矢先のミニトマトでコガネムシ大量発生!!

畑での被害は聞いていましたが、まさかプランターでも被害にあうとは。。。

今回はコガネムシだったけど、他の虫でも被害にあうかもしれない。

今回紹介するのは、そんなときの対策の1つで『培養土の消毒』があります。

消毒と言っても今回紹介するのは薬剤を全く使わない方法。

冬の寒さを利用する方法で、『寒起こし』『寒ざらし』と呼ばれる方法です。

この方法のポイントをまとめつつ、本編をご覧ください。

寒起こし、寒ざらしのポイント
  • 寒起こし、寒ざらしの目的は土壌の消毒(虫の卵、雑菌の死滅)
  • 他の効果として、水はけの良い土になる、雑草等の防除が期待できる
  • やり方は、1月中旬を目処に培養土を掘り起こして土に寒気を当てること
この記事を書いた人

子供の頃から家庭菜園を楽しんできた『なぎ』と申します。

実家で家庭菜園をやっていて、実家から離れた土地でも家庭菜園に挑戦しています!

これまで育てた経験のある野菜は、定番のミニトマトやきゅうりをはじめとする夏野菜。

他にはラズベリーやブルーベリーなどのベリー系も栽培に関わった経験を持ち、全部で約10種類ほどです。

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寒起こし、寒ざらしって何?

寒起こし、寒ざらしって何?

寒起こし、または寒ざらしとは、土に寒気を当てる作業のことで以下の効果を期待できます。

  • 虫や卵、病原菌の死滅(土壌の消毒)
  • 土の団粒構造促進
    ⇒土の中の水分が凍結、解氷、乾燥を繰り返すことで促進される
  • 雑草等の抑制(雑草の防除)

私が今回特に期待するのは、『虫や卵、病原菌の死滅(土壌の消毒)』です。

2022年にコガネムシの被害にあったのは使いまわした土の中にコガネムシの卵があったからと予想しています。

そのため、寒起こしによってコガネムシの卵を死滅できれば、2024年の家庭菜園で被害を減らせると思っています。

ひでき
ひでき

寒起こしの効果は分かったけど、別に冬やらなくてもいいのでは?

なぜ冬にやるんだ?

なぎ
なぎ

理由は2つあるよ。

①寒起こしは寒くないとできないこと

②春に向けて準備が必要だから

夏の暑さを使った太陽熱消毒(太陽熱土壌消毒)という方法もあります。

太陽熱消毒は、その名の通り太陽光を使って温度を上げて虫や雑菌等を消毒する方法。

では、なぜ冬に作業を行うのか?

その理由は、春に野菜を植えるためには冬に土の準備をするためです。

ミニトマトやきゅうりといった夏野菜は、大体5月に植え付けをします。

その頃には土の消毒が完了している必要があります。

太陽熱消毒をするには時期が早いため、十分に消毒できる温度に上げることが難しい。

それなら、冬に寒起こしをやって土壌の消毒を済ませるのが最も良いと思います^^

寒起こし、寒ざらしのやり方とは

寒起こし、寒ざらしのやり方とは

肝心の寒起こし、または寒ざらしのやり方はとても簡単。

土に霜が降りる前の時期に土を掘り起こす。

お住まいの地域の気温によりますが、大体1月中旬を目途に行います。

たったそれだけ。

もし、1月中旬では土が凍ってスコップの刃が入らない要なら12月中に行うのも◎

りさ
りさ

あまりにも簡単な方法だけど、本当にそれだけなの?

なぎ
なぎ

本当にそれだけ。

それだけやれば簡単に虫の被害を減らすことができるんだ。

もう少し詳しくやり方を紹介しますね。

  • 深さ20~30cm程度の土をスコップで掘り起こす
    深さの数は目安で、スコップの刃の肩いっぱいまで地面に入る深さでOK
  • 掘り起こしたら、土の塊はそのままにする
  • 可能なら、掘り起こした後の土に『米ぬか』を撒くこと
    土の表面が見えなくなるまで巻くのが目安

寒起こしがあまりにも簡単すぎて驚くかも。

でも、土を起こして放置するだけなのでとっても簡単です^^

ひでき
ひでき

家庭菜園をベランダでしている場合は、どうすればいいんだろう?

私のようにベランダでのプランター栽培が中心の方は、ベランダに園芸シートを敷いて土を広げるとOKです。

私の場合は以下の画像のように寒起こしをしています。

畑と違いベランダに置いた土は霜が降りにくいと予想しています。

そこで、広げた土をたまに耕して、『下の土』と『上の土』を入れ替えます。

そうすると、土全体に満遍なく寒気を当てることができると思います。

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2023年コガネムシ被害にあうまで

2023年コガネムシ被害にあうまで

2023年のベランダ菜園を簡単にまとめると

  • きゅうりを100本以上収穫!
  • バジルを栽培して2回バジルソースを作れた!
  • 1000gを超える葉ネギの収穫!
  • モリモリサニーレタス収穫!

といったもので好調でした^^

しかし、ミニトマトに限ってみると

  • 2022年は100個以上収穫できた^^
  • でも2023年は79個の収穫で終了 >_<

という結果に。。。

なぎ
なぎ

他の野菜は上手くいっていたのにミニトマトだけ被害にあうなんて。。。

この原因はコガネムシ

コガネムシがプランターの中に10匹程度おり、ミニトマトの根を食べていたことが原因でした。

このミニトマトは、2022年に使った培養土を再生して使いまわしたものです。

恐らく使いまわす際にコガネムシの卵が培養土に混ざったのでしょう。

そこで、2024年の家庭菜園に向けて培養土の消毒に挑戦です!

今回は真冬でもできる培養土の消毒方法を紹介するとともに

  • 本当に寒起こしって効果があるの?

という検証も今後できればと思っています。

りさ
りさ

もし2024年の家庭菜園でコガネムシの被害が減ったら寒起こしの効果があったということね。

なぎ
なぎ

そうだね。

2023年はミニトマトがあまり収穫できなかったからリベンジしたいね。

一般的には効果があるとされる寒起こしですが、どれだけ効果があるのか。

そして、ベランダでも寒起こしの効果が発揮されるのか今後に期待ですね。

まとめ:培養土の消毒は今!冬だからできる手軽な害虫・卵対策

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回は、真冬にできる土壌の消毒方法である寒起こし、または寒ざらしについてご紹介しました。

ベランダで家庭菜園を楽しんでいる際に、培養土の取り扱いは悩みの1つだと思います。

特に培養土に関しての悩みと言えば

  • 新品を買えば運ぶのが大変
  • 自治体によっては1度使った土を捨てるのが大変
  • とはいえ土を再利用すると虫の被害にあうリスクも

ということがあります。

妻

春の植え付けに間に合う土壌消毒の方法があればいいのに。

という考えなら、ぜひ寒起こしがおすすめの方法です。

寒起こしによって得られるメリットは

  • 虫や卵、病原菌の死滅(土壌の消毒)
  • 土の団粒構造促進
    ⇒土の中の水分が凍結、解氷、乾燥を繰り返すことで促進される
  • 雑草等の抑制(雑草の防除)

といったことがあります。

ぜひ春からの家庭菜園を楽しむためにも、冬の時期に土壌の消毒をしていきたいですね。

当ブログでは、きゅうりやミニトマトの大量収穫の方法や、葉ネギ、培養土の再生の方法などを投稿しています。

 
それでは、なぎ(@lifenagi)でした。

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