こんにちは、なぎ(@lifenagi)です。
今回は、家庭菜園で育てているミニトマトときゅうりがどの程度大きくなったかの経過報告【2022年5月編】になります。
前回の記事では、ミニトマトをプランターにらせん仕立てをしやすいように植付けました。
同時期にきゅうりもプランターに植付けしています。
それらの作業が5月初旬だったので、その後どのように成長していったかをご紹介します^^
今回の記事を読むことで
- ミニトマトやきゅうりが約1カ月プランター栽培するとどのくらい大きくなるのか
- ミニトマトをらせん仕立てにした影響はあるのか
- きゅうりの摘果の方法
といったことが分かります。
よかったら最後までご覧ください。
子供の頃から家庭菜園を楽しんできた『なぎ』と申します。
実家で家庭菜園をやっていて、実家から離れた土地でも家庭菜園に挑戦しています!
これまで育てた経験のある野菜は、定番のミニトマトやきゅうりをはじめとする夏野菜。
他にはラズベリーやブルーベリーなどのベリー系も栽培に関わった経験を持ち、全部で約10種類ほどです。
【家庭菜園】ミニトマトときゅうりの成長記録【2022年5月編】
記事のポイント
- ミニトマト
- 5月初旬の東北はまだ寒いので袋をかぶせて保温しながら栽培をする
- 5月中旬、らせん仕立てにするため、麻ひもで優しく誘引を開始
- 5月中旬、第一花房が咲き、らせん仕立てでも問題なく花が咲くことを確認
- 5月下旬、栄養素を分散させないため脇芽取りを行う
- きゅうり
- 5月初旬、東北はまだ寒いので行燈仕立てで栽培する
- 5月中旬、本葉が大きくなり袋からはみ出るまで成長
- 袋を外し、ネットを張り誘引する
- 小さなきゅうりが実るが、5節目までは摘果する
- 5月下旬、5節目以上にきゅうりが実り、育てていくこととする
- 害虫対策
- ニームオイルを1000倍に希釈して、霧吹きにて散布
- 1週間に1回のペースで行う
今回の記事の内容を動画でも紹介しています。
よかったらご覧ください。
【家庭菜園】らせん仕立てのミニトマトの成長記録
5月初旬にポットからプランターに植替えをしました。
ミニトマトときゅうりは、種から育てたものです。
そのミニトマトの約1カ月の成長の様子を画像にするとこのようになります。
らせん仕立てをしているので成長過程が分かりにくいのですが、葉が全体的に大きくなっています。
それぞれの日数に合わせて、説明していきますね^^
種まきから42日後
5月上旬はまだまだ寒く、ミニトマトの生育温度の20~25℃には全く届かなかったので、急きょ行燈仕立てをしました。
そのため、成長にはまだまだ時間と温度が必要な感じがします。
行燈仕立てとは一体何か、というのはこちらで紹介していますので、良かったらご覧ください。
種まきから54日後
行燈仕立てで12日ほど育てたからか、いい感じに茎が伸びてきました。
支柱の外側に巻き付けるようにらせん仕立てをしました。
若い茎ですので、折れないように慎重に麻ひもで誘引します。
種まきから58日後
前回から4日ほど経ち、温かくなってきたので行燈仕立て終了です。
葉っぱが袋にぶつかって窮屈そうになっていました ^^;
袋を取って育てると、花が咲いてきました^^
らせん仕立てでも問題なく花が咲きます。
ちなみに、誘引している様子は2枚目の画像のようにしています。
種まきから63日後
前回から7日ほど経ち、温かい気温のおかげで大きく成長しています。
らせん仕立てにしたから成長が悪いとか、花が咲かない、といったことはありません。
下図のようにしっかり花が咲いてますし、第2花房の蕾も出てきました^^
また、この時期になると脇芽が出てきます。
この脇芽を放っておくと、栄養が脇芽に取られてしまい、ミニトマトを長く栽培できません。
そこで、脇芽を取ります。
脇芽は下図のように脇芽を前後にずらすと、簡単に手で取れます。
【プランター栽培】きゅうりの成長記録
きゅうりをプランターに植付けしてから約1カ月たった様子をまとめたのが、上図になります。
約1カ月ほどで、ネットが必要なほど成長しています^^
ミニトマトと同様に脇芽をとったり摘果します。
その様子を詳しく説明しますね。
種まきから42日後
ミニトマトと同様に、まだまだ寒い5月上旬は行燈仕立てをしました。
行燈仕立てをすることは予定になかったので、袋を支える柱を割りばしで代用しています。
袋は家にあったキッチンパックを利用しました。
本来であれば、もう少し大きく透明な袋の方が良かったです。
葉があっという間に大きくなり、袋に葉がぶつかった状態で成長していました。
種まきから54日後
行燈仕立てで育てていた袋からきゅうりがあふれてきました^^
ここまで大きくなると、ネットを張った方が茎をまっすく育てられるので、ネットを張る準備をします。
行燈仕立てに使った袋が小さかったようで、袋に葉がぶつかり、曲がった状態で成長していました。
大きい袋なら葉が袋にぶつからず、もっと大きく成長していたのかもしれません。
種まきから58日後
きゅうりにネットを張り、誘引作業をします。
ネットときゅうりの茎を麻ひもで軽く結びます。
きゅうりの髭もネットに絡むように誘引します。
ここまで大きくなると、小さなきゅうりが実ってきます。
この小さなきゅうりは、ミニトマトの脇芽取りの要領で取ります。
きゅうりの5節まではきゅうりを実らせない方が、きゅうりの木が大きく太くなり、将来的に多くのきゅうりを収穫できるようです。
この情報はTwitterで教えてもらいました^^
その時の様子をこのようにツイートしています。
種まきから63日後
ここまでくると、しっかりしたきゅうりの株となりました^^
葉も大きくなり、節も5節以上にあるので実ったらそのまま育てます^^
病気なのか分かりませんが、画像のように斑点が出てきました。
良くわからないので、このまま育てていきます。
もし広がるようなら、摘葉しようと思います。
嬉しいことに、ここまで虫の被害はありません。
私のしている虫対策は1つだけです。
それを後程説明します。
【家庭菜園】害虫対策
私の行っている害虫対策を紹介します。
現状、ミニトマトときゅうりには虫の被害はありません。
そのため、一定の効果はあると思います^^
私の行っている害虫対策は、ニームオイルを株全体に満遍なくかけることです。
私の使っているニームオイルはこちらです。
こちらの小松菜栽培でも紹介していますが、このニームオイルを1000倍に希釈し、霧吹きで散布しています。
一般的なニームオイルは独特の臭いがあるもので、植物を強くするともいわれています。
ニームとは
古くからインドなどで自生しているセンダン科の植物。
ニームの趣旨から抽出した液体はニームオイルと呼ばれ、害虫対策資材として注目されています。
100%自然由来で安全性が高く、人工的な差駐在や農薬を使わずに花や果実・野菜を育てたいという方に人気です。
雑貨イズム
ニームオイルは害虫には忌避効果がありますが、てんとう虫をはじめとする益虫には効果が無いという話もあります。
ただ普通のニームオイルだと何もアロマブレンドされていないので、独特の強い臭いがします。
アロマブレンドされていないニームオイルは、賃貸のベランダで気軽に使える臭いではないと思います。
ベランダに洗濯物を干している場合、アロマブレンドされていないニームオイルの匂いがつくと苦情がくる可能性もあります。
そのため、こちらのようにアロマブレンドされているニームオイルが使いやすく、あまり臭いに気にせず使えます^^
実際に使ってみると、確かにほんのり独特の臭いがするかなという程度で、ほとんどはユーカリアロマの爽やかな緑の香りがする、という感じでニーム独特の匂いは少ないです。
【家庭菜園】育っているミニトマトときゅうりの品種
私が種から育てたミニトマトときゅうりの品種は上図の通りです。
これらの品種は家庭菜園に人気な品種で、育てやすいことが特徴です。
私に住む地域ではこれらの品種の苗は無いので、苗では売っていない品種を育てられるのも種から育てる楽しさですね~
それでは、それぞれの品種の細かな特徴を紹介していきます^^
ミニトマト:千果
●濃赤色でツヤのある果色
果色は鮮赤色で美しい光沢がある。果重は15~20g。果形はきれいな球形で果ぞろいがよい。
●高糖度で、食味が特にすぐれる
糖度は8~10度。安定して糖度が高く、緻密な肉質で食味が特にすぐれる。
●栽培しやすく、メガネが少ない
草勢は中強で、異常主茎(メガネ)の発生が少なくて栽培容易。
節間長は中位で長段栽培に向く。花数は1花房当たり30~40花で、低段ではやや少ない。果房整理の必要が無い省力型品種で、自家菜園用にも最適。
●耐病性
トマトモザイクウイルス(Tm-2a型)、萎凋病(F1)、サツマイモネコブ線虫(N)に耐病虫性。
タイキ種苗株式会社
きゅうり:なるなるきゅうり
●特徴
・うどんこ・べと病に強く、春蒔き70~80% 夏蒔き40~50%で雌花着生する節成種。
・果実は平均20~21cm、100g。濃緑でイボが小さく味は良く秀品率が高い。
・葉は濃く厚く中葉で受光効率が良く、子ヅルは伸びすぎず管理が省力化出来る。
・作型は露地~ハウス迄幅広く適する。
●栽培のポイント
・生育日数は、やや若苗とし、活着~初期の生育を良好にすること。
・低節位の雌花・側枝は早めに除去し、肥料切れを起こさないように注意する。
・摘葉は側枝の収穫が始まる頃より少しずつ行い果実が見え隠れする状態が望ましく、株元・新葉に太陽光が当たるようにする。
小林種苗株式会社
なるなるきゅうりは、育てやすくきゅうりが結実する比率が比較的多い品種です。
しかし、なるなるきゅうりよりももっと実が結実する『できすぎなるなる』という品種もあります。
『できすぎなるなる』は、なるなるきゅうりに比べて約1.9倍収穫できると公式で発表されています。
【家庭菜園】ミニトマトときゅうりの成長記録【2022年5月編】まとめ
最後までご覧頂きありがとうございます^^
今回は、プランターに植付けして約1カ月経過したきゅうりとミニトマトの成長過程をご紹介しました。
今回のことで、らせん仕立てに植付けしたミニトマトでも問題なく花が咲いて、第2花房まで咲きそうです。
そのため、斜めに植えたからと言って成長に何か問題が起こることはありません。
誘引の際には丁寧に優しく支柱に巻き付けることが求められます。
らせん仕立ての方法については、こちらの記事で紹介していますので、良かったらご覧ください。
きゅうりの成長では、寒い5月初旬なら行燈仕立てをして育てた方がよさそうです。
ただし、ある程度の大きさの袋を使った方が、より大きく成長できそうです。
行燈仕立てを取り外すタイミングでネットを張るといいように思います。
害虫対策には、ニームオイルが効果的だと思います。
私のようにベランダでのプランター栽培なら、ニームオイルの中でもアロマブレンドされている商品がおすすめです。
アロマブレンドされていない商品は、害虫の忌避効果が高い代わりに、非常にキツイ臭いがするので注意が必要です。
賃貸のベランダ栽培をされている方は、苦情が来る可能性があります。
それでは、なぎ(@lifenagi)でした。
コメント
これから益々暑い日が続くので、ミニトマトもきゅうりも生育が期待できますね。暑さに気をつけて楽しみながら続けてください。応援しております。
いつもご覧いただきありがとうございます。
夏野菜のミニトマトやきゅうりは、これから収穫が期待できます。
ベランダでの栽培は初めてなので、どれだけ収穫できるか分かりませんが、頑張ります。
応援、どうもありがとうございます^^