3月の家庭菜園でコスパ最強の野菜作りに必要な準備とは?

家庭菜園
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ひでき
ひでき

家庭菜園での3月の作業って何を知ればいいんだろう?

まだ準備するには早いかな?

りさ
りさ

今年はトマトやきゅうりの夏野菜を育てたいけど、準備とか必要かしら?

といった疑問にお答えする記事です。

ずばり3月にする作業は夏野菜を植え付けるための準備期間です。

 
夏野菜は5月のGW付近で植え付けすると気温が急に寒くなることなく安定して栽培ができます。

そのため、5月のGWに夏野菜を植え付けるための準備を3月に開始するのを強くおすすめします。

 
というのも、地温が温かくならないと苗を植え付けても生長が悪く対策が必要となるからです。

早めに植え付けるならちょっと遅めに植え付けした方が苗が枯れる心配が無いので成功しやすいと思います。

そこで、夏野菜の苗を種から発芽させて準備します。

自分で種から苗を作ると非常に安く作れるのでコスパが良く家庭菜園を楽しめます。

 
夏野菜を植え付けるための準備として3月に行うべき作業をご紹介します。

  • 3月にどんな作業をするのか知りたい!
  • 夏野菜の準備は何をするのか知りたい!
  • 夏野菜の苗を自分で作ってみたい!

と思う方にピッタリな記事となっています。

良かったら最後までご覧くださいね。
 
 

記事のポイント
  • コスパ最強の野菜作りは3月から作業を開始する
  • 家庭菜園で育てたい野菜を決め、苗を作る
  • 種から発芽させるには発芽温度を確保する
この記事を書いた人

子供の頃から家庭菜園を楽しんできた『なぎ』と申します。

実家で家庭菜園をやっていて、実家から離れた土地でも家庭菜園に挑戦しています!

これまで育てた経験のある野菜は、定番のミニトマトやきゅうりをはじめとする夏野菜。

他にはラズベリーやブルーベリーなどのベリー系も栽培に関わった経験を持ち、全部で約10種類ほどです。

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3月の家庭菜園でコスパ最強の野菜作りに必要な準備とは?

3月の家庭菜園でコスパ最強の野菜作りに必要な準備とは?

3月の家庭菜園でコスパ最強の野菜作りに必要な準備をまとめると以下の通りです。

 
最後の項目の『夏野菜を栽培する土に有機肥料を混ぜる』では、これまで家庭菜園で使っていた土を再利用する方のみ行う作業です。

初めて家庭菜園に挑戦する方は、最後の項目は不要になります。

上記の各項目については、次節で詳しく紹介します。

りさ
りさ

夏野菜の準備を3月から始めるのは早すぎるのでは?

と思うかもしれません。

そもそもなぜ3月に夏野菜の栽培計画をたて、苗づくりを開始するのか。

それは、自分で苗を作った方がコスパ良く栽培できるからです。

どうして自分で苗を作る方がコスパ良く栽培できるのかを『家庭菜園でコスパを最大化する方法と種の発芽のテクニック』で紹介しているので、よかったらご覧ください。

 
一部だけ紹介すると、ミニトマトの苗を種から作ると約50円ほどで作れますが、苗を購入すると198~298円ほどします。

圧倒的に安く苗を作れるので自分で苗を作る方がコスパ良く家庭菜園を楽しめますね。

 
そして、3月に苗を作る理由は気温が温かく安定した5月のGW付近で苗を植え付けするためです。

トマトやきゅうり、なす、ピーマンなどの夏野菜は、5月に植え付けをするために準備を3月から行います。

夏野菜が生長するにはまだまだ3月の気温が寒いので生長スピードが遅いです。

そのため、早めに苗づくりを開始します。

育てたい夏野菜を計画する

ひでき
ひでき

今年はどんな夏野菜を栽培しようかなぁ

なぎ
なぎ

育てる夏野菜が決まってなければ3月に決めて苗を作りたいね。

育てたい夏野菜が決まってなければ、早めに決めて苗づくりを開始します。

具体的には3月の第1週には作る夏野菜を決めて苗づくりを始めます。

 
私の場合だと、ベランダ菜園をしているので栽培できる夏野菜が限られます。

そのため、たくさん収穫できるものや好きな夏野菜を栽培することが多いです。

特にミニトマトやきゅうりは大好きな夏野菜で、ベランダでも栽培できるのでおすすめです。

ミニトマトはフルーツトマトを自宅で作ることができますし、きゅうりはスペースを取らずに栽培ができます。

 
ベランダでミニトマトやきゅうりの栽培方法、たくさん収穫する栽培方法を以下の記事で詳しく紹介していますのでよかったらご覧ください。

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育てたい夏野菜の苗を作る

育てたい夏野菜が決まったら種から苗を作ります。

通常であれば種から発芽させることは難しくありません。

 
しかし、3月の気温では夏野菜の種が発芽する温度に足りず発芽しません。

そこで、種を温めて根を出させてから土に種を植えるようにします。

りさ
りさ

普通の方法ではできないから工夫して発芽させるのね。

この方法だと、種からすでに根が出ている状態で土に植えるので発芽率が格段に上がります。

また発芽しない種を選別することもできるのでおすすめの方法です。

具体的な方法は『冬にもできる!家庭菜園での種まきの方法と発芽のコツ』で紹介していますのでよかったらご覧ください。

このように種から根を出させてから植え付けすると季節問わず種から発芽させることができます。

 
またこの方法を実際にやって発芽させた様子をこちらの動画で紹介しています。

夏野菜を栽培する土に有機肥料を混ぜる。

すでに家庭菜園をしている方で、以前に使った土を再利用する方は土の準備を始めます。

以前に何かを栽培していた土は、土本来の持つ栄養素が落ちている状況です。

そこで土に栄養素を補給するために有機肥料を混ぜて地力を回復させます。

ひでき
ひでき

土の栄養補給になぜ有機肥料がいいんだろう?

 
有機肥料を使う理由は、有機肥料の方がフカフカな土にでき野菜を育てるに最適な環境にできるためです。

イメージとしては、野菜やお肉などを調理して作った料理が有機肥料で、サプリメントが化学肥料ですね。

人間がサプリメントだけですべての栄養素を網羅するのが大変なように、植物も化学肥料だけで生育させるのは大変です。

そこで、基本的な栄養素を有機肥料で与えて、補助として化学肥料を使うと植物の生育が良くなります。

 
ただし、有機肥料は土の中の微生物によって分解されて初めて植物が利用できる栄養となります。

そのため、有機肥料を早めに土に混ぜ込んでおくと微生物が分解してくれる時間が稼げるので都合がいいのです。
 

りさ
りさ

苗を植え付ける前に有機肥料を与えるのでもいいわよね?

ちなみにですが、有機肥料を土に混ぜてからすぐに苗の植え付けは失敗する原因となります。

理由は、有機肥料が分解される過程で熱やガスが発生しますが、その熱やガスが植物の根に良くありません。

特に苗のようにまだ弱い植物だと、熱やガスの影響で枯れることがあります。

枯れなくとも生長スピードが著しく低下するので、野菜の収穫時期が遅れたり収穫量が減ったりしますので前もって有機肥料を与えるのが良いです。

 
最後に、石灰を施用するのを忘れないでください。

雨によって土の中のアルカリ成分が流れてしまい、土壌が強い酸性に傾いてしまいます。

植物によって強い酸性の土壌・弱い酸性の土壌など好む土壌は違いますが、一般的に弱酸性の土壌が良いとされています。

強い酸性の土壌になってしまったら、アルカリ成分の石灰を使って弱酸性の土壌にすることができます。
 

なぎ
なぎ

石灰には3種類あるけど、おすすめは有機石灰と呼ばれる石灰!

石灰には、消石灰・苦土石灰・有機石灰が使われますが、有機石灰が使いやすいです。

そして、有機石灰の中でも牡蠣の殻を細かく砕いた『牡蠣殻石灰』がおすすめ。

土壌のアルカリ成分を補給できるだけでなく、マンガンや亜鉛、鉄などの微量栄養素を補給できます。

 
この微量栄養素は、たくさん必要なものではないですが植物の生長には欠かせない栄養素です。

具体的にどんな効果があるのか興味がある方は、牡蠣殻石灰について詳しく紹介した『有機石灰の使い方!土の再利用でコスパの良いプランター栽培』をご覧ください。

 
微量栄養素以外にも野菜がどんな土壌の酸度を好むのかも記載しています。

野菜が上手く育たない、育っても大きく生長しないと思われる方は野菜と野菜を植える土の酸度が合っていない可能性があります。

ぜひ先に紹介した記事をご覧くださいね。

3月の家庭菜園でコスパ最強の野菜作りに必要な準備とは? まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回はコスパの良い家庭菜園の準備として3月に行う作業について紹介しました。

野菜栽培をコスパよくするには、自分で苗を作るのが1番です。

色んな種類を栽培する方、たくさんの苗を購入していた方は特におすすめな方法ですし、苗では販売していない野菜もあります。

種から発芽させるにはちょっとしたコツを掴めば誰でも手軽に発芽させられます。

具体的な方法は『冬にもできる!家庭菜園での種まきの方法と発芽のコツ』の記事をご覧ください。

 
ご自身がいつ頃苗を植えるかを考えて、逆算して苗づくりを始めることがポイントです。

ベランダ栽培でおすすめなのがミニトマトときゅうりで栽培方法についてはこちらの記事をご参照ください。

 
早めに作業するとメリットが多いので、ぜひ3月から家庭菜園の準備をしてみてはいかがでしょうか。

 
それでは、なぎ(@lifenagi)でした。

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