こんにちは、なぎ(@lifenagi)です。
皆さんは、家庭菜園されていますか?
私は子供の頃から家庭菜園をしていて、ベランダ栽培にここ数年挑戦しています^^
家庭菜園を始められる方、経験の浅い初心者の方は、ミニトマトを栽培する際にベランダでも栽培できるか不安ですよね。
といったことがあるかもしれません。
ベランダである程度スペースが確保できる場合は、大量に収穫できる栽培方法を試すことができると思います。
逆に、ベランダにスペースが無いから省スペースで栽培したい、大量に収穫しなくてもいいかなという方は、大きな実を少量収穫する栽培方法をおすすめします。
少量といっても30~40個は収穫できると思いますので、スーパーで買うよりもコスパはよいと思います。
今回の記事は、以下の2つの栽培目標を立てて栽培方法をご紹介しますので、よかったら最後までご覧くださいね^^
【要点だけ知りたい!】ベランダでのミニトマトの育て方2選
【家庭菜園】省スペースでのミニトマトの育て方
ベランダで場所の確保が難しく省スペースでミニトマト栽培をしたい場合は、らせん仕立てで栽培する方法がおすすめです。
この仕立て方だと、ミニトマトの枝を整理しつつ、高さを抑えて低く仕立てることができます。
らせん仕立てのメリットは
- ミニトマトの収穫が楽になる
- 大きなミニトマトを収穫できる
- ミニトマト全体が見やすくなり、病気の発見や虫の被害の把握がしやすい
- ミニトマトが生長して高く伸びても高さを低く調整できる
ということが挙げられます。
ミニトマトの枝を整理するため、実をいっぱいならせることはできませんが、育てる実を厳選することで大きいミニトマトを作れます。
また高さを低くできるので、ミニトマトの収穫が楽になるだけでなく、ミニトマトの全体が見やすくなるので病気や虫の被害があるかを確認しやすくなります。
さらに、ミニトマトが生長して高く育ってしまった場合でも、ゆっくりと茎を地面に近づけるように力を加えることで高さを調節できます。
このらせん仕立ての具体的なやり方は、こちらの記事で紹介していますので良かったらご覧ください。
>>【家庭菜園】ベランダ栽培に最適!ミニトマトのらせん仕立てのやり方
このらせん仕立てには、デメリットもあります。
主なデメリットは
- ミニトマトの茎をらせん状に巻く際に折れてしまう可能性あり
- たくさんの収穫は難しい
ということです。
実際、私もらせん仕立てに挑戦してミニトマトの茎を折ってしまった経験があります >_<
そのことをこちらの記事でまとめています。
>>【家庭菜園】誘引失敗?!折れたミニトマトは再生するの?
この記事で紹介しているように、脇芽を育てることで難を逃れました。
その後、無事にミニトマトを収穫できました!
ミニトマトの力強さを実感した瞬間でしたね^^
らせん仕立ての特性上、葉っぱが密集しすぎないように整理しながら栽培します。
枝を切り落とすことで実のなるタイミングが減るため、脇芽を取らない放任栽培よりも収穫量が落ちます。
その代わり1つ1つのミニトマトが大きいという特徴がありますが、たくさん収穫したい方にはデメリットかと思います。
【家庭菜園】ベランダでのミニトマト大量収穫の育て方
次に紹介するのが、手間をかけずに放任して育てる方法です。
ミニトマトの栽培で一般的な栽培方法は、脇芽を取って栄養を分散させずに主枝に栄養を集中して栽培する1本仕立てです。
その派生型に2本仕立て、3本仕立など様々な仕立て方があります。
それらの仕立方の真逆にあるのが、放任栽培。
その名の通り放任ですので、脇芽が出てきても取ることはせず、そのまま生長させます。
脇芽がドンドン育つので実がなる枝が増え、収穫量が増えるという栽培法です。
水やり、施肥、最小限の誘引といったように手間をかけなくとも、収穫が見込めます。
この放任栽培について、こちらの記事で詳しくまとめています。
よかったら最後までご覧くださいね^^
>>【家庭菜園】ベランダでミニトマト放任栽培したら大量収穫できた!
この放任栽培がなぜ成功するのかを考えるときに紹介したいのが『ソバージュ栽培』です。
ソバージュ栽培とは、露地栽培においてミニトマトの省力栽培法として秋田県横手市実験農場で開発された栽培技術。
省力栽培で収穫量が変わらない、収量が低減する9月の補間に利用できるということでソバージュ栽培が近年注目されています。
ソバージュ栽培の特徴は以下の通りです。
- できるだけ人手を加えず、放任に近い形で栽培
- 設備はU字支柱とネットにマルチのみで、初期投資を削減
- 交配作業は行わず、最小限の誘引や芽かきにすることで作業時間を削減
- 葉が大きく根も張るため、乾燥に強く、裂果や尻腐れ果の発生が少ない
このように、露地栽培にて放任栽培のような形でうまく栽培ができると証明されています。
これを応用して、ベランダで放任栽培しても問題が起きにくいのでは?と考えています。
実際に2022年9月からベランダでミニトマトの放任栽培を始めましたが、およそ120個ほど収穫できました^^
10月の後半になると『うどんこ病』ががヒドく、気温低下によってミニトマトの生育が悪くなったためと考えられます。
この放任栽培について、こちらの記事で詳しくまとめています。
よかったら最後までご覧くださいね^^
>>【家庭菜園】ベランダでミニトマト放任栽培したら大量収穫できた!
【家庭菜園】ベランダで2つの育て方を試した感想
2つの栽培方法を試してみて、ベランダ栽培に合うのはどっちなんだ?
一概には言えないけど、ベランダのスペースが有るなら『放任栽培』。
スペースが無いなら『らせん仕立て』という感じかな。
ベランダの広さを基準に決めるといいと思うよ。
2つの栽培方法を試して思うのは、ベランダで家庭菜園に使えるスペースが広いかどうかで決めるのがおすすめです。
- ベランダをある程度広く使えるなら『放任栽培』
- ベランダで省スペースで栽培したいなら『らせん仕立て』
- ベランダで使えるスペースが有るかどうかで決めるのがおすすめ
ある程度ベランダを広く使える場合は、放任栽培でミニトマトを育て大量収穫を狙います。
放任栽培なので管理の手間も減りますし、アパート暮らしは上下左右の部屋に迷惑にならないよう管理が必要になります。
とは言え、作業はかなり少ないのでらせん仕立てよりは負担に感じにくいと思います。
ベランダに家庭菜園のスペースを確保するのが難しいなら、らせん仕立てで少量ですが大きいミニトマト作りをしていきます。
グルグルと支柱を巻くように仕立てるため、主枝を折らないように気をつけながら管理をします。
らせん仕立ては、主枝が長くなっても高さが高くなりにくく、高くなったとしても主枝をゆっくりと下げることで高さを調整できます。
高さも気になる方は、らせん仕立てを強くおすすめします。
【手軽でコスパ良し】ベランダで成功するミニトマトの育て方2選 まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、ベランダでミニトマトを栽培するための栽培方法を2つご紹介しました。
2つの栽培方法と、その栽培方法の選ぶ基準は以下の通りとなります。
- ベランダをある程度広く使えるなら『放任栽培』
- ベランダで省スペースで栽培したいなら『らせん仕立て』
- ベランダで使えるスペースが有るかどうかで決めるのがおすすめ
ベランダという狭い場所でも家庭菜園を楽しむことができて、ミニトマトを大量に収穫/少量でも大きいものを収穫することができます。
畑がなくとも楽しめるので、家庭菜園に挑戦したいと思っている方はチャレンジしていただけると嬉しいです^^
らせん仕立ての方法や、放任栽培の方法はこちらの記事で詳しく紹介していますので、良かったらご覧ください。
それでは、なぎ(@lifenagi)でした。
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