こんにちは、なぎ(@lifenagi)です。
皆さんは読書好きですか?
私は今でこそ読書が好きですが、それまでは苦手でした^^;
読書が苦手だったころは
- 読書って意味あるの?
- 読書しなくてもネットで色んなものあるし困らない
- 読書の時間をもっとほかの時間に使いたい
と思っていました。
読書がなぜ良いのか上手く説明できずにいましたが、武井壮さん(@sosotakei)の動画を見たり、齋藤孝先生の本を読んでなるほど! そういうことか!と思ったことがありましたので、紹介したいです。
読書がいい! 絶対やるべき! と言いたいのではなく、将来の自分のために読書していた方がいいよ程度にとらえてもらえると嬉しいです^^
【読書のメリット1】知識や情報の質が高い
今では読書をせずにネットで情報を得ることも容易い時代です。
それなのに、なぜ読書をするのか。
それは、読書の方が得られる知識や情報の質が良いからです。
もちろん、ネットには質の良い記事がたくさんありますし、それらを厳選できるのならその方が良いこともあります。
ただ、ネットは誰でも情報発信できるメリットがある一方、発信された情報を受け取る側が精査できないと誤った情報を信じてしまいます。
齋藤孝先生の著書にこんな言葉があります。
インターネットの海と言いますが、ほとんどの人は浅瀬で貝殻をとっているようなもの。
齋藤孝 読書する人だけがたどり着ける場所
深い所へ潜りに行く人はいません。潜れば、まだ見たことの無い深海魚に出会えるかもしれないし、知らなかった世界が広がっているのに、です。
同じ海を目の前にしても、やることは人によって違うわけです。
書かれている内容は分かっても、その背景や経緯が分からないと深く物事を理解するのは難しいですよね。
そして、その背景や経緯を知ってこの出来事があるなら、今後はどんなことが起こるかと思考を巡らせることができます。
そういった意味では、ネットだけに情報を頼るのは知識や情報に深みが出にくい印象です。
逆にまだ世に出回っていない、書籍としてまとまっていない情報を得るにはネットを活用するとタイムリーに情報を得ることができるのはネットのメリットかもしれません。
これらは住み分けを意識して活用するのがポイントだと思います。
【読書のメリット2】思考力や人生を深められる
書籍を読むことで、自分だけでは思いつかない考えや経験を疑似体験できます。
この体験を通して、思考力を深くできたり、人生を豊かにすることができます。
登場人物の感情を自分のことのように感じられるなら、自分と波長の合う人物であり、その人物の抱く感情を理解しやすいと思います。
逆に登場人物の考えや行動が理解できないのなら、自分とは違った人物であり、その人物の物事の捉え方は新鮮に感じられると思います。
それらは、読書を通じて物語を疑似体験することで得られる思考の『揺れ』です。
こういった体験を通して、自分とは違う人たちとどう付き合っていくのか、分かり合っていくのかを学ぶことができます。
齋藤孝先生はこう述べています。
思考は「動かす」ことが必要です。動かすためには刺激がなければならない。
自分ひとりの頭の中で考えを深めるのは難しいことです。(中略)
しかし、本を通じて他人の人生を追体験することはできます。
人が人と関わりながら生きていくうえでは、他人の気持ちを理解して認め、受け入れることが必要とされます。
それによって、自分自身が成長するし、人生を豊かにしていけるのです。
齋藤孝 読書する人だけがたどり着ける場所
何かを考えるにはきっかけが必要ですし、自分だけの思考では限界がある。
そういった時に読書をして刺激を与え、人と感想を伝え合うことでさらに思考が深まり、人生も豊かになるのですね。
【読書のメリット3】価値を意識できる
読書をしていると、なぜこんな本が売っているのだろう? どんな人に向けた本なんだろう? と思う時があります。
自分はどんなことを狙って読書をするのかを意識するようになった、ということですね。
今までは漠然と感じていましたが、武井壮さん(@sosotakei)の動画を見てから考えるようになりました。
動画はコチラにありますので、良かったら見てください。
一番心に残ったのは、人の求める数が多いものほど価値があるということです。
どんなに素晴らしいことでも、素敵な夢でも、求める人がいなければ価値は無いという言葉には衝撃を受けましたね。
逆を言えば、自分はどんな想いがあって読書をするのだろう?と考えるようになりました。
趣味として読書をしてますが、
と様々な理由がありますが、今読んでるものはどれだけの価値があるのか、1日1時間使うだけの価値があるのかを意識するようになりました。
そうするうちに、時間に対する価値を意識するようになり、ダラダラと無駄に過ごす時間が減ったように思います。
自分にとっての価値を見出す。
読書をしなければ絶対に分からなかったことですし、他人にとって価値が無くても自分にとって価値があることが大切なんだと思います。
【読書のメリット】参考資料
今回の記事を書くにあたり参考にしたものがあります。
それは、齋藤孝先生の本と武井壮さんの動画になります。
どちらもなぜ読書が必要なのか、そもそもこんな毎日を過ごしていていいのかな?と思った時におすすめです。
それぞれについて紹介しますね。
読書する人だけがたどり着ける場所
1つ目は、齋藤孝先生の著書『読書する人だけがたどり着ける場所』です。
本書を読むことで、今まで漠然としていた読書するメリットを明確に意識することができました^^
本を読むことで得られる
など、自分の人生では得られない様々な体験を読書を通して疑似体験できます。
自分では絶対に選ばないような生き方をした結果、その先に何があるのかを知るには本を読むことが最善です。
また本を通して知識を身に着ける以外に、他の人がどんな考えを持っているのか、問題が起こったときにどう対処するべきかなど、自分を深く掘り下げるきっかけにもなります。
そういった、なぜ読書をするのか? 読書をした先に何があるのか? どんな本を読めばいいのかを具体的に提示してくれる本書は、読書をするための動機づけにピッタリな本でした。
オトナの学校(オトナの育て方)
次に紹介するのが、武井壮さんの動画『オトナの学校』です。
『オトナの育て方』というテーマでの大学の講演を動画にしたものです。
私にとってはお笑い芸人の印象があった武井壮さんですが、この動画を見て大きく変わりました。
武井さんはどんなに忙しくても、1時間のトレーニングと1時間の勉強を欠かさないそうです。
昨日僕より今日の僕が成長してあげるようにする、というコメントは私にも通じるものがあって感慨深かったです^^
様々な経験を経て今の地位を築いていますが、その言葉には重みがありました。
日本一になっても1円も稼げなかった。
ちょっと待ってくれ。やってもうた、と思った。
(中略)
何が価値を生むかは”人が求める数”だけなんです。
どんな仕事をしても、どんな趣味持っても、どんな希望を持ってて、どんな夢を持っても、それを誰かが必要としてなかったら僕は価値が無いと思います。
それは30歳ぐらいのときまでに日本一のクオリティを保っているにも関わらず1円も稼げなかった僕が一番感じたことであり真実じゃないかなと思うんですね。
武井壮の『大人の育て方』
真剣に伝えようとしている人の言葉は、頭よりも心に響くと思います。
是非見てほしい動画です。
【読書】何のために本を読むのか?その3つのメリットとは まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は、なぜ読書をするのか。そして、読書をするメリットを3つご紹介しました。
私の実感している読書のメリットは
と感じています。
もちろん、ネットの情報の方がスピーディですし、最新の情報はネットにしかない場合もあります。
そのため、こちらが良い!というのではなく、バランスが大事なんだと思います。
それでは、なぎ(@lifenagi)でした!
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