ベランダ菜園でも冬越しできる野菜を育てたい!
でも、寒さ対策ってどうすればいいんだろう?
ベランダ菜園でも野菜が冬越しできるならとても助かるわ!
とはいえ、本当にそんなことできるのかしら?
今回は、寒さ対策に役立つ工夫などベランダ菜園で冬越しするためのコツをご紹介します。
せっかく育てた野菜が
- 植え付けの時期が遅くて冬になった
- 成長が遅くて収穫前に冬になってしまった
- もう少し大きくしたくて粘ったら冬に
でも、諦めるのは早いです!
私は東北の豪雪地域に住んでおり、歩道に積み上げられた積雪が2m以上で最低気温-10℃になる地域です。
そんな場所でもプランター菜園の冬越しに成功しました。
そのときの様子を以下のようにツイートしています。
野菜の冬越しの結論を先に紹介すると
という方法で野菜の冬越しができます。
聞くと非常に簡単な方法で冬越しするにはあまりに頼りないですが、-10℃になるような環境でも野菜を冬越しさせられます。
本記事では具体的な寒さ対策のコツや、寒さに強い野菜について紹介します。
良かったら最後までご覧くださいね。
実際の野菜の冬越しの様子
私の行った冬越しの様子をご紹介します。
上図のようにベランダ菜園をしていますが、不織布をかけたプランターに積雪しています。
普通ならこれだけ積雪していて、気温も-10℃に下がると枯れてしまいます。
しかし、今回ご紹介する野菜の冬越しの方法なら冬越しした後にモリモリ育ち収穫もできました^^
ちなみに、1つ目の写真は小松菜ですが320g、2つ目の写真は葉ネギで600g収穫できました。
それぞれの収穫の様子をこちらのようにツイートしています。
冬越しできるとは思わなかった野菜が収穫までできてすごく嬉しかったですね^^
冬越しをした野菜は、春のちょっとした温かさで大きく生長しました。
普通の野菜に比べて生長スピードが格段に早い!
特に小松菜は何度も栽培してきましたが、一番茎がしっかりしていて葉の色も濃かったです。
今回は紹介しませんが、サニーレタスも冬越しできました。
ちょっとしたコツさえ掴めば野菜の冬越しはある程度できるのかもしれませんね。
ぜひ今回紹介する方法を使って野菜の冬越しにチャレンジしてもらえれば嬉しいです^^
【野菜の冬越し】寒さ対策のコツと工夫
野菜の冬越しするための寒さ対策として、不織布をプランターに被せて雪や寒風を直接野菜に浴びないようにすることです。
具体的には、以下の写真のように曲げられる支柱を立て、その上に不織布をかぶせます。
緑の支柱はダイソーにて購入しましたが、曲げると高さが低かったのでこちらの商品の方が良かったかなという印象です。
こちらの支柱をプランターの端にさし、支柱をゆっくり曲げながらもう片方の端を土にさすようにすると綺麗に曲がります。
曲げてから土にさすと、予想以上に歪んだ曲線になってしまうので先に曲げることの無いように注意してください。
葉ネギのように背が高い野菜は支柱の長さも長い方がいいのね。
支柱の上から被せる不織布は園芸用なら何でも構いません。
例えばこちらのような少し長めの不織布なら色んな用途に使えるのでお勧めです。
不織布を被せたら、以下の写真の矢印部分のように不要な両端の部分を軽く結んでおくと風で煽られないです。
端の部分が風になびきやすいので結んでおくと重くもなるので一石二鳥^^
最後に不織布全体をプランターに固定します。
プランターの外周を1周するように紐で不織布の上から結びます。
こうすることで、不織布が紐でプランターに押さえつけられるので風で飛ぶことを防ぎます。
また、保温効果を高めることができ、冬以外に不織布を使う場合は虫の侵入を防ぐこともできます。
紐で結んだら水やりするときどうするんだ?
基本的に冬の場合は水やりをしないよ。
たから紐で結んでもほとんど問題ないんだ。
冬の場合は水やりをほぼしません。
なので、紐で結んで固定しても問題ありません。
ただ、土の表面が乾いている場合は水やりをして乾燥を防ぎます。
気温次第ですが、体感で1か月1回程度の水やりだったと思います。
なるほどな。
水やりする回数が少ないなら問題ないな!
【野菜の冬越し】プランターで冬越しするときの注意点
プランター栽培での野菜の冬越しの注意点は、
- 水やりを必要以上にすること
- 不織布をキチンと固定すること
- 雨・雪の掛からない軒先に移動すること
といったことがあります。
それぞれについて詳しく紹介しますね。
水やりは基本しない
水やりは、基本的にする必要がありません。
というのも、寒すぎて野菜は生長せずにジッと耐えている状態です。
そんな状態で水を大量に与えられると、水を野菜が取り込む量が少ないので土の中が水で一杯となり根腐れをおこします。
水やりは土の状況を確認してから与えるのがいいですね。
不織布をキチンと固定
不織布でキチンと囲えていないとプランター内の温度が保てず、野菜が傷みます。
野菜の葉が痛む原因に気温低下による霜の影響、寒風による葉の傷み。
特に霜が降りた野菜は元気になることは難しく、枯れてしまうことが多いです。
それらの影響から野菜を守る方法の1つに不織布で覆うこと。
これによって野菜に霜が降りることを防げますし、寒風もいくらか防げます。
心配な場合は、不織布よりもより温度を保てる大きなビニール袋を使うのがおすすめです。
折角冬越しするなら成功させたい!
大きな袋を準備できるなら、その方がいいかも。
軒先に移動する
雨や雪の当たらない軒先に移動することも重要。
いくら不織布で守っても、不織布が濡れてしまっては期待する効果が期待できません。
そこで、極力雨や雪の当たらない場所に移動しましょう。
もし積雪してしまった場合は、雪を払って常に積もっている状況は避けましょう。
プランターならどこでも移動できるから、非難するのに便利よね!
寒さに強い野菜とは
寒さに強い耐寒性のあるおすすめの野菜をランキングで紹介します。
どれも私が育てたことのある野菜なのでおすすめなものばかりです^^
小松菜や葉ねぎは紹介してもらったけど、他の野菜はどうかしら?
小松菜や葉ねぎは先に紹介したとおりです。
ほうれん草は、一般的に寒さに強い野菜として有名です。
冬ではありませんが、実際に育てた様子はこちらで紹介しています。
こんな風にプランター栽培でも美味しいほうれん草が収穫できます。
耐寒性の強いほうれん草なら、冬越しするときでも同様の方法で大丈夫です。
ただし、ほうれん草を収穫したプランターで再度栽培すると連作障害が出やすい印象。
ほうれん草をプランターで栽培したら、別の土を使って栽培するのをおすすめします。
小カブも寒くても大丈夫な野菜だろうか?
小カブもほうれん草と同様、冬越しまでしていませんが、真冬の1月まで栽培していました^^
その様子を以下のようにツイートしています。
また動画にもまとめていますので良かったらご覧ください。
雪がチラつく状況でも小カブは元気に育っていました^^
そして、冬にも関わらずしっかりと生長してくれるので家庭菜園が楽しめる!
小松菜やほうれん草といった葉物野菜に比べると栽培期間が長いですが、寒さにあたってあま~い小カブはとっても美味しいです^^
ぜひチャレンジして欲しい野菜の1つです。
まとめ:ベランダ菜園でも野菜が冬越しできる!寒さ対策のコツと工夫
最後までご覧いただきありがとうございます。
今回はベランダ菜園で野菜を冬越しする方法をご紹介しました。
最低気温が-10℃を下回るときもある豪雪地域でも冬越しできた方法ですので、大抵の場所は大丈夫かと思います。
具体的な野菜の冬越しのコツは
といったことです。
また、こちらの工夫によって冬越しが失敗する場合は、そもそも寒さに弱い耐寒性の低い野菜の可能性もあります。
私のおすすめする寒さに強い、耐寒性の強い野菜は以下の通りです。
- 小松菜
- ほうれん草
- 小カブ
- 葉ねぎ
本ブログでは、家庭菜園の記事を多数投稿しています。
ミニトマトやきゅうりの栽培のコツや、実際育ててみた感想などもありますので良かったらご覧ください。
それでは、なぎ(@lifenagi)でした。
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